英語の新聞

公務員ラボへようこそ。


受験生A
時事の勉強って、年明けからで本当に間に合いますか?
受験生B
普段新聞やニュースを見ないので時事が苦手で、捨てようか迷っています。
受験生C
速攻の時事がおススメってよく聞くけど、たくさん参考書があってどれがいいかわからない・・・
受験生D
時事は最新の問題も出るみたいだけど、いつからいつまでのニュースが出るの?



コムオ
こういった皆様のお悩みに、コムオがお答えします。

時事の勉強は2月・3月からで十分間に合う!

本とペン

時事の勉強は2月か3月くらいに始めましょう。

というより、基本的に時事の参考書の発売日は2月前後なので、それ以降しか勉強できないのです。

コムオ
12月や1月に書店に行って、去年の参考書を買ったりしないで下さいね。当然、参考書は最新のものでないと意味がないですから。


ちなみに勉強を始める時期は、受験先によってはもっと後でも全然OKです。


試験種ごとの「これくらいには勉強を始めて頂きたいという時期」は以下の通りです。

  • 国家総合職・特別区・裁判所→2月~3月上旬

  • 国家一般職・国家専門職・地方上級→3月~4月下旬

  • 市役所(B日程)→5月~6月上旬

  • 市役所(C日程)→7月~8月上旬



これを見た方は「本当にそんなに直前で間に合うの?」と思うかもしれませんね。

「効率の良い勉強法・参考書を選べば、直前からでも十分間に合う」というのが私の答えです。

なぜなら、時事は完璧を目指さなければ短時間での勉強でも十分得点を伸ばせるからです。

つまり、時事は満点を目指してはいけない科目なんです。


正しく勉強すれば、一定ライン(7割から8割程度)の得点率まではそれほど苦労しないと思いますが、そこから更に点数をとろうとすると途端に難しくなります。

その理由は、詳しくは後述しますが、非常に範囲が広い科目だからです。

 

とりあえずこの項目で私が皆さんに伝えたいことは、

年末くらいになると「時事の勉強ってまだやらなくて良いのかな」と不安に思い始める方がいますが、「そんな必要は全くないので、悩む時間を別の勉強に使ってほしい」ということです!

時事はいつからいつまでのニュースから出題されるの?

開かれた本

時事は、どういった分野のニュースから出題されるか、いつからいつまでのニュースから出題されるかといった出題範囲が全く明らかにされていないという異質な科目です。

例えば人文科学や自然科学は、参考書に載っていないような知識が出ることは殆どありませんが、この科目はそれが往々にして起こり得るのです。



ただ、過去問からある程度の分野といつからいつまでのニュースが出題されるのかを推測することはできます。

 

まず分野に関しては、本当に様々な分野から出題されます。
政治や経済といったお堅い系の分野から、スポーツまで、幅広く出題されています。


次に、出題される範囲はいつからいつまでかということですね。

いつからいつまでのニュースが出題される?
試験種にもよりますが、基本的に試験の1年前から1か月前までの範囲からの出題が殆どです。


仮に2020年5月1日が試験日だとしたら、2019年5月から2020年4月までの勉強をしておけば良いわけです。

では、それより前や後は全く出題されないのかというと・・・

まず、これより後は全く出題されないといっても良いでしょう。
試験の1か月前には基本的に問題を作り終えていなければならないからです。

次に、これより前(1年以上前)の問題ですが、
試験種によっては大きいニュースであれば出題されます。

ただ、基本的に1年以上前の出題は少ないですし、なにより1年以上前のニュースであっても出題されるようなビッグニュースであれば、時事の参考書には載っているはずですので、心配はいりません



結局、時事の範囲で問題となるのは、時事の参考書の発売日後(=参考書に載っていない範囲)のニュースであっても、試験の1か月前までであれば出題されてしまうことなんですよね。

この範囲から出ることは多くありませんが、参考書を使った勉強ではカバーできませんので、ここをどうするかについては、この記事の最後に書こうと思います。

時事のおススメ参考書

英語の新聞

「時事の参考書は速攻の時事で決まりです!」

こんな感じの言葉、公務員試験の受験生なら1回は聞いたことがあるはずです。

コムオ
私は受験生の頃、「速攻の時事が鉄板の参考書なのはわかるけど、他の参考書と比べてどう優れているのかが知りたい」と思いました。


そこで、自分に合った参考書を見つけようと思い、一通り他の参考書にも目を通してみました。

その結果としては、

  • 公務員試験速攻の時事(実践トレーニング編と併用推奨)

  • 公務員試験時事コレ1冊!

  • 東京都・特別区のパーフェクト時事(都庁or特別区が第一志望の方のみ)

以上の3つから自分に合ったものを選ぶといいと思います。
どれも非常に完成度が高いです。

「自分に合ったものを選べと言われても書店で少し見るだけじゃわからない」という方のために、それぞれの特徴を書いておきます。

速攻の時事

  • 簡潔でわかりやすい内容

これは人によって異なると思います。
簡素で好きじゃないという方もいるので実際に手に取ってみて頂きたいですが、シンプルで図も多く、自分にとっては暗記がはかどりそうな内容でした。

  • 実践トレーニング編がある。

予想問題による問題演習がないということが速攻の時事の唯一の弱みでしたが、この実践トレーニング編が出版されたことで解消されました。
予想問題の数がかなりあるので、実践トレーニング編をメインに使い、正文化で勉強することもできるようになったんです。

  • 出版直前のニュースまで網羅

参考書って出版の日からかなり前に内容は決まっているらしいんです。
ただ、速攻の時事は2月上旬くらいに出版されますが、前年12月(場合によっては1月)までのニュースを記載してくれています。

  • 最も多くの受験生が使っている参考書である

これって意外と重要だったりします。大多数が使っているものと別の参考書を使うのが精神的に不安になる方って割といるので。
その不安って案外間違ってなくて、本番で速攻の時事に載っていない内容が出ても、「これは皆解けないから大丈夫だな」って思えるんです。

ちなみに、逆に他の参考書を使っていれば、逆に速攻の時事ユーザーが解けない問題を解いて差をつけることも考えられるので、速攻の時事のほうが点数がよくなるということではありません。
「精神的に楽」というだけです。



以上のことから、「問題の中で覚えたい」という方や、「皆が使っている参考書を使いたい」方には速攻の時事をおすすめします。

速攻の時事のあのウワサは・・・
「速攻の時事は使っている受験生が多すぎて、問題作成者が意図的に速攻の時事にない問題を作っている」という謎のうわさを聞くこともありますが、完全なるウソですのでお気になさらず(笑)


問題作成者としては単純に「勉強をしっかりしてきた人」を採りたいわけで、速攻の時事を使っていようがいまいが関係ないです。


というか、事実何問かは毎年的中していますからね。

時事コレ

 

  • 赤シートで隠しながら暗記できる。

速攻の時事は、赤シートで隠せる形式になっていません。赤シートを使った勉強法に慣れている方にはこちらが良いです。

  • 最低限だが、十分な分量

見た目よりも分量はなく、速攻の時事よりも早く1周できます。
まさに必要十分といった分量で、完璧を目指してはいけない科目である時事において、これは大きな強みといえます。

  • TACの授業との互換性あり

TAC出版なので、内容は多かれ少なかれ被っています。TACに通っていて時事の授業を受けている方は、補助として使っても良いかと思います。


こちらもかなりおススメの参考書ですので、速攻の時事が合わなかった方などはどうぞ。

まだ速攻の時事ほど有名ではないですが、最近は認知度が上がってきて、使っている人もじわじわ増えてきています。実際、速攻の時事にも劣らない完成度です。

東京都・特別区のパーフェクト時事

  • 都庁・特別区の時事に特化した内容

都庁・特別区の時事をしっかりリサーチしたうえで、頻出の分野に絞った参考書なので、この2つの試験種の的中率に関しては一番でしょう。予想模擬問題もついています。

  • 他の試験にもそこそこ対応できる

内容を見たところ、他の試験種での王道のテーマもある程度は記載されていたので、第2志望以下の試験でも最低限得点できるかと思います。

  • 他の2冊よりも少し発売日が早い

速攻の時事よりも1週間早いという程度ですが、都庁と特別区の試験日は割と早いので、「早く時事の勉強を始めたい」という方もいるでしょう。
まあ冒頭で触れたように2月から始めても十分間に合うので、これはおまけ程度です。

特別区・都庁が第一志望の方、他の2冊よりもこちらの「パーフェクト時事」をおススメします。

コムオ
ただ、「第二志望の志望度も第一志望と殆ど変わらないくらい高い」という方は、他の2冊を使っても良いでしょう。

時事の勉強法

100点のテスト
最後に、時事の勉強法を紹介していきます。

  • 参考書をメインに使った基本的な勉強法
  • 問題演習をメインにして正文化を活用する勉強法

この2つに分けて紹介します。

私は後者の方で勉強しましたが、どちらでも合格点は取ることができると思うので、好みに合った方を選んでくださいね。

基本的な勉強法

まずシンプルで基本的な勉強法を紹介します。

ほとんどの参考書がテーマ分けされていると思うので、1日何テーマ学習すると決めて毎日少しずつ進めていきましょう。

同じテーマに触れる周期は、「短期記憶→中期記憶→長期記憶」のプロセスを意識し、最初は勉強する間隔を短く、それをだんだん広げていきましょう。


また、自分が興味のないことは中々覚えにくいと思います。

時事が苦手な人=興味のない分野が多い人であることがほとんどなので。

興味がなく覚えにくい分野は、ネットで検索をかけてその背景や小話などと一緒に覚えましょう。

 どの科目でも、なにか印象を与えるだけで暗記は格段に捗りますからね。


以上のように、問題演習よりも参考書を眺めている方が覚えやすいという方にはこちらのシンプルな勉強法がおススメです。

正文化を使った勉強法(速攻の時事を使う方のみ)

「問題の中で覚えたい」という方は、以下の「速攻の時事 実践トレーニング編」を使って、公務員試験では王道の勉強法になりつつある正文化によって覚えてしまいましょう。


正文化を知らなかったという方は、以下の記事で詳しく紹介していますので参考にしてください。非常に効率の良い勉強法です。


ただ、気を付けるべき点があります。

時事は正文化だけでは厳しい?
社会科学や人文科学といった他の科目では、問題集の正文化のみでも十分対応できるといいましたね。


まあ、時事に関しても5~6割はとれるので、時間がなければそれだけでも結構です。

むしろ時間がない方には、これが最短最速の勉強法ですのでおススメできます。


ただ、7割以上を目指すのであれば、正文化で問題集をメインに暗記していきながら、関連知識も参考書身に着けていく必要があります。


なぜなら、「速攻の時事 実践トレーニング編」は過去問集ではないからです。


時事は性質上、過去問が役に立たないため、予想問題を使うしかないんです。


他の科目は過去問から同じような問題がバンバン出ますよね。

時事に関しては、いくら予想問題の的中率が高いとはいえ、過去問には勝てないんです。


そこで、もし余裕があれば、

「速攻の時事 実践トレーニング編」で正文化しながら勉強

「速攻の時事」で関連事項などの知識を補充していく


という形がベストです。

私は時事が非常に苦手でしたが、この形で勉強してなんとか7割以上は安定してとれるようになりました。

おまけ:参考書の出版日以降のニュースはどうやって勉強する?

「参考書の出版後でも、試験の1か月前までのニュースからは出題される」ということはこの記事で申し上げました。

参考書に載っていないなら、どうやって勉強すれば良いのでしょうか。

答えは、「勉強という勉強はしなくていい」です。


ニュースを見たり新聞を読むのが習慣になっていればもちろん続けましょう。

ただ、いきなりそういった習慣を身に着けようとしても、見てるだけ・読んでるだけで暗記することなんて中々できません。


コムオ
そもそもなぜニュースや新聞ではなく参考書を使っているのかというと、「ニュースや新聞から頻出部分を抜粋して、学習効率を上げるもの」が参考書ですからね。

 

覚えやすい興味のある分野のニュースを見るくらいはしても良いですが、それ以上やるくらいなら他の科目に時間を使いましょう。


つまり、ニュースや新聞で時事の勉強することは明らかに効率が悪いのです。
なので、参考書出版後の時事は基本的に捨てましょう。

何度も言っているように、時事は完璧を目指してはいけない科目なのですから。

まとめ

  • 時事は満点ではなく7割以上を目指す方が効率が良いです。

  • 時事の勉強は2月以降でも十分間に合いますので安心してください。

  • 参考書は「とりあえず速攻の時事」でなく、第一志望や自分の勉強法にあったものを選びましょう!

  • 時事でも正文化は十分使えるが、従来の基本的な勉強法も選択肢になり得ます。



簡単にまとめると、以上がこの記事で私が言いたかったことですね。



ところで・・・時事って難しくないですか?(笑)

普段ニュースをあまり見ない当時の私にとっては鬼門の科目でしたので、受験生の頃は色々と悩みました。

 


悩んだからこそ、参考書や勉強法について「これ一択です」ではなく、この記事を読んだ方が自分に合った方法にたどり着けるように、複数の選択肢を提示できたと思っています。

 


あの頃の自分と同じように、時事が苦手で悩んでいる方の一助になったら幸いです。


この記事を読んでわからなかったこと、その他公務員試験に関して、公務員の仕事に関して、なんでも気軽に聞いてくださいね。