グラフと統計

公務員ラボへようこそ。


受験生A
空間把握の苦手を克服するために効率的な勉強法を知りたい!
受験生B
細かい計算が苦手だから、資料解釈が難しいです。
受験生C
空間把握や資料解釈は出題数も多くないし、捨てようか迷ってます・・・

 

コムオ
こういった皆様のお悩みに、現役公務員のコムオがお答えします。


空間把握の勉強法と頻出分野

本から出てくる数字

まずは空間把握の勉強法から解説していきます。

空間把握は判断推理という科目の一部です。判断推理の勉強法に関しては以下の記事で紹介しています。



ただ、空間把握は他の分野とは少し異質な科目ですので、こういった形で別の記事で解説する形をとりました。

それでは、まず私の受験生時代の話を少しだけします。
それよりも早く勉強法を知りたいという方は、目次から次の項目へ飛んでくださいね。

 



実は私も苦労しました・・・




私もこの空間把握という科目が非常に苦手で、苦労しました。

なので、苦労したからこそわかることがあります。


合格後に予備校でチューターをやっていた頃も、「空間把握ができません」という相談は何度も受けました。何度も。

つまり、この科目、あまり難しいイメージは浸透していないのですが実は「苦手な人が非常に多い科目」なんです。



つまり、得意な人は大きなアドバンテージになるでしょう。
しかし、苦手な人が、「得意科目にしてやる」などと意気込んではいけません。

私はそれで一度失敗しましたから。


結局、「苦手な人が多い科目」=「難しい科目」なんです。

6割とれば基本OKな公務員試験では、難しい問題で得点する必要はありませんので。


ちなみに結局、私は空間把握の目標を「得意科目にする」ことから「平均点以上はとれる科目にする」に変えました。

それだけなら、効率の良い方法を選べば難しいことはなかったんです。
今振り返っても、苦手な人にとってはこれくらいの目標設定がベストだと思います。



空間把握は難しい科目です。

厄介なのは、空間把握が得意な人からすると簡単な科目なので、一部の人の「難しくないよ」という声に焦らされ、「自分も得意科目にしなきゃ」と思ってしまうことです。

コムオ
いいですか?
苦手な人はこの科目は深追いしすぎないでください。



とりあえずは、本番までに安定して6割以上を目指しましょう。それで充分です。


そのための勉強法に関しては、私が当時長い時間をかけて模索してたどり着いた方法を紹介します。

※苦手な方用の勉強法で、得意な人向けではないです。ご了承ください。



空間把握が苦手な人はこの範囲だけをやりましょう。




私は、スーパー過去問ゼミで空間把握を勉強していましたが、中々結果に結びつきませんでした。

苦手科目だった上に、1問1問図などを描かなければいけないため、過去問の周回に時間がかかり、何度も過去問集を繰り返すことができてない状態でした。


模試などを受けても空間把握に関しては半分もとれず、解説を見ても「こんなの思いつかないよ」状態でした。


完璧を求めるあまり、苦手科目なのに分量が多すぎて、基礎や頻出分野さえ身についていない状態だったんです。


この時は途中で気づくことができましたが、今振り返っても「完璧を求める」ことは公務員試験において命とりだと改めて感じますね。


結局、必要なのは「範囲を絞って頻出問題パターンのみを暗記する」ということだったのです。



この「問題パターンを暗記する」勉強法は、以下の記事で紹介しているように、数的処理や判断推理ではわりとメジャーになりつつある勉強法ですが、空間把握にも活かすことはできるんです。




ただ、空間把握では毎回、「王道の頻出問題」から「高難易度問題」まで幅広く出題されてたんです。


今思えば、「スー過去」の高難易度問題まで学習していたのは、あきらかに時間の無駄でした。


結局高難易度問題は、何周もしないと中々暗記もできないし、なによりそのまま同じような問題が出ることって少ないんです。


得点に結びつかない努力をしてしまっていたわけですね。


そこで勉強の方針を切り替え、私は「王道の頻出問題」のパターンを暗記していっただけで、最低限6割は安定してとれるようになりました。



その王道の頻出問題は以下の通りです。

  • 立体切断

これは殆どの参考書の解説に載っているように、一段ごとに分けて考えましょう。これだけでも、よほど難しい問題でなければ解けます。

  • 軌跡

これは最もシンプルで、直接軌跡を書き込むだけです。頭の中で考えるとミスの原因になるので、直接書き込みましょうね。
これに関してはテクニックもなにもないので、軌跡がどうなるのかわからないような問題は一瞬で捨てましょう(笑)

  • 展開図

割と難しい問題も出るイメージです。
展開図の法則(これも殆どの参考書に載っています)を覚えておきましょう。基本的な問題だけ解ければ良いです。

上記に挙げたものだけとれれば十分です。もし得意分野があれば、その分野は応用編まで学習してください。


ちなみに頻出分野としては4つ目に「投影図」の問題が挙げられます。


これに関しては基本問題ですら割と難しい問題になるので、得意でなければやらなくていいです。

模試の結果などを見ればわかりますが、投影図の問題は、よほど易しいものでない限り正答率が低いんですよ。

コムオ
やはり公務員試験は、皆ができない問題をできるようにする必要は全くない試験なので、難しい範囲はスルーしましょうね。



皆さんは、苦手科目で完璧を求めてしまった私を反面教師に、上記の3つのテーマの基本的な問題を抑えてください。


不安になるかもしれませんが、応用問題やほかの分野には手を出さなくても良いですからね?

これだけで十分です!



資料解釈の勉強法とおすすめ参考書

グラフと統計

続いて、資料解釈の勉強法に入っていきます。

この科目は空間把握ほど難易度が高くはないのですが、得意な人と苦手な人がはっきり分かれる科目ですね。

「捨てようか悩んでいる」という方もいるでしょう。


結論を言ってしまうと、苦手な方でも資料解釈は捨てないでください。


資料解釈を捨てないでほしい理由・勉強法を解説していきます。


空間把握は「苦手な方専用の勉強法」でしたが、こちらは苦手な方から得意な方まで参考になる記事になっていますので、是非ご覧ください。



出題数は少ないが、捨てない方が良い




資料解釈に関しては、出題数は1問から3問といったところです。
まあ多くはないですね。

ただ、これも模試の結果などで正答率を見てほしいのですが、結構正答率が高くありませんか?

コムオ
そうなんです。公務員試験は皆が解けない問題は解けなくて良いとお話ししましたが、これは解けなくてはならない部類に入ります。



まあ正直、皆が解ける科目でもいくつかは捨てて問題ないんですがけど、資料解釈を捨て科目に使うのは少しもったいないかなと。


捨てるなら資料解釈ではなく、人文科学とかを捨てたほうがよっぽどコスパが良いです。


なぜか?
資料解釈の勉強法は非常にシンプルですし、勉強時間も短く済むからです。




資料解釈の勉強法はこれだけです!




資料解釈の勉強法、それは畑中敦子さんの「資料解釈の最前線」という参考書を3周ほどするだけです。


これだけやってくれれば良いです。
苦手な方でも、私の解説なんていらないと思います。

この方の参考書は全体的に完成度の高いものばかりです。
その中でもこれは解説のわかりやすさ・頻出問題の選定・最低限で十分な分量と、全てにおいて完璧です。



ちなみに、この参考書は難易度別でランク分けされているのですが、一番上の難易度のものはやらなくて良いです。

まあ大した量じゃないので、やりたければやっても良いですが。


この参考書、普通に一日でも終わる分量なのですが、これをやっておけば難しい問題(=皆できない問題)以外は安定して得点できるようになります。



おまけ:困ったら計算しても良い!




資料解釈って、あまり計算せずに「上手い感じのやり方」で解かなければいけないみたいな先入観ありませんか?(笑)

先ほど紹介した参考書も、どちらかというと「上手いやり方」という方面での解説の仕方が多いです。


でも、困ったら計算すれば良いんですよ?

コムオ
もちろん最後まで計算したら大変なことになるので、途中で四捨五入して、少数点第2位あたりまでで済ませてくださいね。



上手いやり方なんて思いつかないこともあります。


そういう時は時間配分も気にしつつですが、力技で解いてしまうのも一つの選択肢です。
記述式の試験ではないので、どんなやり方でも正解すれば同じ1点ですもんね。


特に、数的処理と判断推理を「パターン暗記」で解いていれば、時間は余りますので、力技も交えれば、資料解釈はほぼ確実に得点できるのではないでしょうか。



まとめ



  • 前提として、公務員試験では皆ができる問題をできるようにすれば十分です。

  • 空間把握は難しいので、「王道の頻出問題」に絞って勉強して、6割以上を目指そう。

  • 資料解釈を捨てるのは勿体ない!畑中さんの「資料解釈の最前線」だけで十分なのでやっておこう。

  • 時間配分によっては、資料解釈でよくわからない問題は力技で解くのも大いにアリ。


空間把握に関しては、私が試行錯誤した結果たどり着いた、最もコストパフォーマンスが良い勉強法です。

間違いないと思います。



資料解釈は、参考書に丸投げした感じになってしまいましたね(笑)

まああの参考書があれば、実際余計な言葉は不要かと思います。


あとは意外と大事なことで、「力技で解くのも悪いことではないんだよ」っていうのも、忘れないでください。


この記事の勉強法で空間把握は「最低限の得点」をとり、資料解釈は「安定した得点源」にすることが、第一志望の合格への最短ルートですので、是非実践してみてくださいね!



この記事が、少しでも皆さんの勉強の助けになれば幸いです。


この記事を読んでわからなかったこと、その他公務員試験に関して、公務員の仕事に関して、なんでも気軽に聞いてくださいね。