問題が消されて解決策が残る

公務員ラボへようこそ。


受験生A
公務員試験の暗記科目で一番効率の良い勉強法を知りたいです!
受験生B
正文化がいいって聞いてそれで勉強してるけど、これが正しいやり方なのか不安・・・
受験生C
暗記科目が苦手だけどどうやって勉強したらいいのかわからない。
受験生D
そもそも正文化って初めて聞いたけど何のこと?
コムオ
こういった皆様のお悩みに、現役公務員のコムオがお答えします。

正文化の概要とやり方

考える人と吹き出し

正文化という勉強法をこの記事で初めて知った方は絶対にここで覚えて帰ってください。
非常に簡単なので。


いま公務員試験の受験生の中でかなり広まっており、すでに王道の勉強法になりつつありますからね。

そもそも正文化ってなに?



以下にやり方を示しますが、簡単に言えば「問題の間違っている部分を正しい文に訂正する勉強法」ですね。

過去問を学習する際に、「少し」ですが確実に効率が上がります。
この「少し」の積み重ねが合否を分けますので、是非マスターしておきましょう。


問題には5つの選択肢があり、4つは外れの選択肢です。
では過去問を解いた際に、正解の選択肢だけを学習すれば良いかというと、もちろん答えはNoですよね。

コムオ
「問題作成者はどこで引っかけようとしてくるのか」を意識しておくことで、出題されやすい部分を把握することができるようになるんですよね。



このように、外れの選択肢から効率的に頻出箇所のみを学習できるのが、「正文化」です。

正文化のやり方はこれだけ!


まず、正文化に必要なのは過去問集のみです。


事前に参考書などで暗記事項を確認する手間はかけないでください。知識ゼロの状態から過去問集を始めてもらって結構です。

補助の参考書を手元に置いておいて、過去問集の解説だけでは暗記が難しいことがある時や、関連事項と結び付けて覚えたいときに確認するのはOKです。

正文化のやり方は以下の通りです。
  • まず、過去問集を解きます。

本来の正文化ではこの「解く過程」はありませんので、①のステップは飛ばしても構いません。
ですが、個人的には最初に「自力で解いてみる」ステップがあった方が、後々印象に残りやすいと思います。


  • 答えを見て、選択肢の「間違っている部分」に線を引き、余白に正しい答えを記入します。

これをすべての選択肢に行います。
この部分が頻出箇所になります。割とそのまま出たりしますよ。


  • あとは5つとも正しい選択肢となった問題を、暗記していくだけです。

主に訂正した部分に着目しながら暗記していってください。

以上です。簡単ですよね?

勉強法自体は簡単なので、あとは覚えるまで何周も問題集を回しましょう。
当然のことですが、これは非常に大事です。

いくら効率の良い勉強法といっても、結果につながるかは本人の努力次第ですので。


「正文化ってものすごい勉強法かと思ったけど、意外と普通だな」と思った方もいるかもしれません。


その通りです。この「正文化」は、勉強の効率を少し上げる程度の勉強法です。

何度も言いますが、「少し」でも確実に効率が上がる勉強法なので、その「少し」で差がつくんです。

詳しくは次の項目で話しますね。

【最短最速の勉強法】正文化の本当のメリット

成功までの階段

「正文化のやり方はわかったけど、本当にこれが良い勉強法なの?」と疑問に思う方もいるでしょう。

そういった方のために、正文化のメリットを紹介していきます。

ちなみに、デメリットはありません。
この勉強法で効率が上がることはあっても、下がることはないと断言できますので、万人にお勧めできます。

 

  • 頻出箇所をピンポイントで学ぶことができる。

「正文化で訂正した部分=頻出ポイント」だと思ってください。

その部分が、今度は正解の選択肢で出たり、別の間違い選択肢として出たりしますので、頻出箇所に絞った効率の良い学習を可能にします。


  • 答えを見る手間を省けるので、時間の短縮につながる。

従来の勉強法は何度も問題と答えを行ったり来たりしますが、それがなくなります。

コムオ
選択肢1つにつきロスする時間は大したことないですが、暗記科目全ての過去問を何周もする中で、この差は意外と大きくなりますよ。

 

  • 出題者が引っかけそうなポイントを見抜けるようになる。

間違っている箇所に意識を向けながら学習するので、正文化でかなりの数の問題をこなしていけば、出題者が引っかけてくるポイントがだんだんわかるようになるのです。これは大きなメリットです。

内容としては同じ問題でなくとも、引っかけパターンが同じ問題であれば、そこに気づくことができるはずです。


  • 過去問に即した学習なので、安定して得点できるようになる。

結局公務員試験は過去問が全てです。大学受験と比べても、過去問と同じような問題が非常に多く出題されますからね。
なので、基本的には参考書を読むより過去問を解いた方が圧倒的に得点が安定するようになります。

正文化は基本的に「参考書の必要ない、完全に過去問準拠の勉強法」なので、公務員試験との相性は抜群です。



正文化のメリット、ご理解いただけたでしょうか?

「そんなに良いなら騙されたと思って正文化やってみてやってもいいかな」と思った方は、スー過去を買う前に次の項目を読んでください。

【脱スー過去?】正文化におススメの過去問集は絶対にこれ!

本の奥に本棚

結論から言います。

正文化で勉強するのであれば、教養科目は「スー過去」ではなく、「過去問ダイレクトナビ」という過去問集を買ってください。


というのも・・・この過去問集、なんと既に正文化がしてあるのです。
そのため、「間違っている部分を訂正する」というステップを省略できてしまいます。

赤シートで隠せば正文化の部分は見えなくなるので、普通に問題を解くことも可能です。

1冊につき問題数は100問という、多すぎず少なすぎない必要十分な分量であることも評価ポイントですね。

コムオ
これを見つけたときは衝撃でしたよ。
ただでさえ効率の良い勉強法である正文化に、この「ダイレクトナビ」を使えばまさに鬼に金棒ですからね。



この2つを組み合わせれば、過去問集の学習効率が段違いになるでしょう。
過去問集の周回数も増やし、他の受験生に差をつけられるはずです。

ただ、「スー過去」や「クイマス」もやはり過去問集としては非常に完成度の高いものです。

・正文化は自分で書き込む過程を踏んだほうが覚えやすい
・他科目でスー過去(クイマス)を使っているので、慣れたレイアウトで学習したい

こういった方もいるので、その場合は好みのものを選んでもらって構いません。


特にこだわりがない方には、「過去問ダイレクトナビ」をおすすめします。

続いての項目では、正文化が使える科目とそうでない科目を紹介していきます。

正文化が使えない科目は、「ダイレクトナビ」ではなく他の過去問集を使いましょう。

正文化が使える科目・使えない科目

ひらめき

この基準は非常に簡単です。
基本的には「暗記科目」には正文化が有効で、それ以外の科目には使えません。

正文化が使える科目・使えない科目
①正文化が有効な科目:人文科学、社会科学、生物・地学、憲法や民法などの法律系科目、政治学や行政学といった学系科目

②正文化が使えない科目:数的推理、文章理解

③正文化が有効だが、それだけでは厳しい科目:物理・化学、ミクロ・マクロ、時事

こういった形で分けられますので、それぞれ説明していきますね。

①に関しては、迷わず正文化で勉強しましょう

残念ながら「ダイレクトナビ」は教養科目しか出版されていないので、専門科目では他の過去問集を使って正文化を行いましょう


②に関しては、言うまでもなく正文化じゃどうしようもありませんね(笑)

③が問題ですね。以下で科目ごとに説明していきます。

③正文化が有効だが、それだけじゃ厳しい科目
  • 物理・化学とミクロ・マクロ

「一部の暗記問題では正文化が有効」です。
なので、スー過去やクイマスで学習を進め、正文化できる部分のみ、自分で正文化をしながら学習しましょう。


  • 時事
暗記科目ではあるのですが、科目の性質上、過去問が役目を果たしてくれませんよね。

ただ、時事の予想問題を使って、疑似的に正文化で勉強をすることはできますし、私もその勉強法で行いました。


とはいえ、やはり予想問題は過去問ほどの信頼性はありませんので、過去問集ではなく参考書を主軸に勉強を進める従来の勉強法も候補になります。


それについては下記の時事の勉強法の記事で詳しく記したので、良かったらご覧ください。



結論としては、「時事を除く暗記科目は出来る限り正文化を使って勉強した方が確実に効率が良い」ということです。

まとめ


正文化の有効性がわかっていただけたでしょうか。

私は受験生の頃に、従来の勉強法と正文化、どちらも試しました。

  • 過去問集を1周するスピード
  • ピンポイントで頻出分野を学習できる効率の良さ
  • 引っかけポイントに対する嗅覚が身につく


以上の理由で、圧倒的に正文化のほうが効率がいいと判断し、そこからは正文化でひたすら過去問集を回しました。

その結果、苦手だった暗記科目が、本番までには安定して8割前後とれるようになりました。

コムオ
この勉強法で何度も、何度も、過去問集を回してくださいね。
それだけで確実にあなたの得点は安定するはずですから。



この記事が公務員試験の勉強法で悩む当時の自分のような方のお役に立てれば幸いです。

この記事を読んでわからなかったこと、その他公務員試験に関して、公務員の仕事に関して、なんでも気軽に聞いてくださいね。