SPIだけの公務員試験一覧2024【SPIのみ市役所/自治体を講師が紹介】

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受験生A
まだ2024年の情報がない市役所もあるけど、2024・2023年の情報からSPIだけで受けれる公務員試験を知りたい!
受験生B
公務員試験と民間併願してるから、実家の近辺でSPIだけで受けれる自治体があればいいんだけどな。
受験生C
教養試験の勉強が間に合わないから、SPIだけの試験を受けよう・・・


コムオ
こういった皆様のお悩みに、元公務員の現役予備校講師のコムオがお答えします。
今回、SPIで受験できる自治体を、予備校講師の私が主に自治体HPや受験生の情報をもとに徹底調査し、知り得る限りの自治体を紹介します。
多少漏れはあるかもしれませんが、私の知る限りではすべて記載したつもりです。どこよりも多くSPIだけの自治体を紹介するので、参考にしてください。
 2024年にかけて行われる試験情報も一部含みますが、2024年の試験情報がまだ出ていない自治体も多いので、2023年までの情報も含まれます。なお誤情報のないよう心掛けていますが、受験の際は必ずご自身で自治体のHPをご確認ください。
2023年にSPIのみだった自治体は2024年もSPIのみで実施する可能性は高いので、2024年度試験の予想に役立てる形で、2024受験生の参考になるかと思います。

また、おすすめのSPI対策無料サイトも後半で紹介します。
 後述しますが、現役講師の立場から多くの無料対策を検討した結果、SPIのみの公務員試験では無料のアプリでSPI対策ができ、利用15万人超のキミスカのSPI対策は最も合格率向上に役立つのでおすすめ

SPIのみで受けられる公務員試験は年々増加しているため、SPIだけで受けられる自治体を私が調べた限りで、以下にまとめました。
SPIだけの市役所など公務員試験で、志望自治体が見つかると思います。


結論だけ言うと「これが本当のSPIだ」→「史上最強SPI&テストセンター超実戦問題集」の流れでこなすのがおすすめです。
私も使用してましたが、SPIで最もスタンダードとされる人気な2冊で、それぞれ赤本・青本と呼ばれ、前者は基礎、後者は標準~応用として非常に質の高い問題集です。

ここではSPIのみの自治体に絞ってますが、SCOAという別の適性検査で受けられる自治体は以下で紹介してます。

SPIだけで公務員試験が受けれる市役所等の自治体(2023/2024)

大阪市役所

(※)は「テストセンター型」もしくは「総合能力試験」など記載があるが、SPIとは公式HPに掲載されておらず、SPIに近い別の試験(SCOA等)が行われる可能性も。

  • 北海道

稚内市・苫小牧市・登別市(※)・旭川市・歌志内市・小樽市・千歳市・北広島市・留萌市・北見市・名寄市・士別市・恵庭市・千歳市・江別市・帯広市(※)・俱知安町・厚真町/社会人

  • 青森県

むつ市・黒石市・五所川原市・中泊町・東通村/社会人枠(※)

  • 岩手県

一関市・大船渡市・花巻市・釜石市・北上市

  • 宮城県

白石市・気仙沼市・塩竃市・角田市

  • 秋田県

大仙市・男鹿市・大館市・にかほ市・北秋田市

  • 山形県

長井市(※)・米沢市・南陽市

  • 福島県

田村市・南相馬市・郡山市・いわき市・泉崎村/経験者

  • 茨城県

竜ヶ崎市・つくばみらい市・小美玉市

  • 栃木県

日光市・宇都宮市/age22-29(※)

  • 群馬県

渋川市・伊勢崎市

  • 埼玉県

草加市・所沢市・飯能市・富士見市・日高市・坂戸市・行田市・志木市・さいたま市(プレゼンテーション枠)・三芳町(※)・川越市/10月採用

  • 千葉県

市川市・佐倉市/先行実施枠・銚子市・八千代市

  • 東京都

西東京市(※)・調布市(※)・府中市・三鷹市(※)・・国分寺市・小平市(※)・町田市・福生市・狛江市・東久留米市・日野市(※)・小笠原村/8月以降採用

  • 神奈川県

横須賀市・平塚市・藤沢市・茅ヶ崎市(※)・逗子市・海老名市(※)・三浦市(※)・開成町(※)

  • 山梨県

山梨市(※)・甲州市・都留市・甲府市/経験者

  • 長野県

駒ケ根市/初級・飯田市・佐久穂町・栄村/初級(※)

  • 新潟県

魚沼市・三条市・新発田市・燕市・十日町市

  • 富山県

なし

  • 福井県

越前町(※)

  • 岐阜県

美濃加茂市・飛騨市・富加町(※)・御嵩町(※)

  • 静岡県

伊豆市・下田市・富士市/チャレンジ枠・袋井市/チャレンジ枠・島田市・磐田市(※)・掛川市・裾野市・湖西市・伊東市・菊川市・長泉町

  • 愛知県

新城市・豊田市・半田市・岡崎市・西尾市・大府市(※)・津島市・日進市/B方式・碧南市・田原市(※)・蒲郡市・豊明市・東海市(※)・瀬戸市・みよし市・岩倉市・安城市・豊川市・小牧市/経験者

  • 三重県

桑名市・伊賀市・菰野町(※)

  • 石川県

加賀市

  • 滋賀県

甲賀市・大津市・米原市・栗東市・湖南市(※)

  • 京都府

長岡京市・向日市・木津川市(※)

  • 大阪府

豊中市・大阪市(事務行政22-25)・貝塚市・茨木市・堺市・箕面市・河内長野市・泉佐野市(※)・豊能町(※)

  • 兵庫県

尼崎市・神戸市/通年Aターム・淡路市・西宮市・三田市・加東市・丹波篠山市・加西市・猪名川町

  • 奈良県

奈良市・生駒市・宇陀市・五條市経験者(※)

  • 和歌山県

有田市・有田川町

  • 鳥取県

米子市

  • 島根県

松江市

  • 岡山県

岡山市

  • 広島県

尾道市

  • 山口県

防府市・周南市/先行日程・長門市/経験者

  • 香川県

なし

  • 愛媛県

宇和島市・新居浜市/早期先行・西条市・西予市/1期(※)

 

  • 徳島県

小松島市

 

  • 高知県

なし

 

  • 福岡県

春日市・筑後市(※)・福津市・太宰府市・直方市・福津市・那珂川市・糸島市・古賀市・嘉麻市・朝倉市(※)・吉富町/7月以降採用

  • 佐賀県

嬉野市/7月採用

  • 長崎県

五島市(※)

  • 熊本県

玉名市・熊本市/経験者(※)天草市/経験者(※)


  • 大分県

白臼市(※)・佐伯市

  • 宮崎県

日南市・都城市

 

  • 鹿児島県

なし

  • 沖縄県

なし

(※)「テストセンター型」や「総合能力試験」など記載があるが、SPIかどうか公式HPに掲載されておらず、SPIに近い試験(SCOA等)が行われる可能性も。
受験生から情報を得たら随時追記します。
以前はSPIだけで受けれる公務員試験は少なかったですが、近年SPIのみで受けられる市役所は多くなっています。

 

コムオ
ただ、やはり上記のようなSPIのみの市役所は面接重視の傾向が強いです。


SPIだけの試験を受ける場合の面接対策で、自己分析が不十分な方は以下をチェックしてみてください。


特にSPIのみの市役所を受ける方は、面接で高いレベルが求められやすいので、上記グッドポイント診断の活用をおすすめします。

無料ですぐできるので、SPIのみの自治体を受ける方は一度試してみてください。
ちなみに筆記の通過だけで言えば、以下で解説した通り、SPIだけの自治体は、他の市役所より難易度が比較的低くなっています。

SPIだけで公務員試験が受けれる自治体【都道府県庁】

東京都庁

SPIのみで公務員試験が受けられる都道府県庁は、以下の通りです。

  • 北海道庁 ※
  • 青森県庁(SPI方式)
  • 秋田県庁(早期枠SPI方式)
  • 岩手県庁(アピール試験型)
  • 栃木県庁(特別枠) ※
  • 茨城県庁(事務 知事部局等B)
  • 群馬県庁(行政事務B)
  • 石川県庁(総合土木先行枠)
  • 福井県庁(アピール枠行政)
  • 長野県庁(行政B)
  • 岐阜県庁(行政Ⅱ)
  • 滋賀県庁(行政アピール試験型)
  • 大阪府庁
  • 京都府庁(行政B)
  • 兵庫県庁(経験者採用)
  • 奈良県庁(技術系チャレンジ型)
  • 和歌山県庁(氷河期世代対象、職務経験者対象)
  • 鳥取県庁(事務 キャリア総合コース)
  • 島根県庁(行政B 面接重視型)
  • 岡山県庁(アピール型)
  • 高知県庁(チャレンジ型)
  • 熊本県庁
  • 大分県庁(行政 先行実施枠)
  • 佐賀県庁(行政 特別枠)
  • 長崎県庁(行政B)
  • 宮崎県庁(一般行政 社会人)
  • 鹿児島県庁(行政 特別枠) 


※おそらく「SPI」だけではないが、従来型の公務員試験よりSPIに近い内容の出題での適性試験のみ(SCOAだけや自治体独自の試験だけなど)。


都道府県庁は市役所と比べると、SPIだけの試験を実施している割合は多いですが、特別枠などの試験であることも多いです。

A方式に対し、採用人数が少なくなりやすいB方式だったり、特別枠や早期(先行)枠である都道府県庁がSPIだけの場合は多いですね。

どう違うかというと、SPIだけで受けようとすると倍率が高くなりやすかったり、アピールできるような経験が必要だったり、プレゼンのような試験が課されたりします。
SPIのみの府県庁は独自日程が多い
ちなみに、ここで紹介したSPIだけの公務員試験の日程は、多くが独自日程での実施になってます。


今受けようと思っている自治体に加えて、SPIだけの道府県庁を併願可能な場合もあるので是非検討してみてくださいね。

公務員試験SPI対策無料サイト【SPIだけの方に現役講師が2つ厳選】

最後に、無料でSPI対策ができるおすすめのサイトを紹介します。
簡単に登録するだけで使えるので、SPIの問題集と合わせて使うのがおすすめですが、問題集を買う前の勉強や腕試しに使ってもOKです。

SPI対策サイトは沢山あるのですが、その中で「無料」かつ「質の高い」サイトを2つだけに絞ったので、個人的には以下のサイトは2つとも併用がおすすめです。
私も、受験生の時はSPI対策サイトにはお世話になりました。

SPI対策に最もおすすめはキミスカ【SPIアプリ利用者15万人超】

SPIの対策サイトはいくつもありますが、キミスカのSPI対策は個人的におすすめです。 

利用者が15万人超いる安心感と、ユーザーのメインは民間就活生ですが、公務員試験を受けている方もいます。

就活生の約3人に1人が利用しており、大手志望の学生に選ばれているサイトです。
キミスカでは本番と同じ時間制限でのSPIが受けられるため、筆記試験型以外のSPIを受ける方には特におすすめです。
アプリで1日5分からスキマ時間に無料でできますし、テストを受けた後は合格判定が出るうえ、偏差値や受験者の中での順位も出るので、選考に通過できるかの目安も知ることができます。

コムオ
言語・非言語・英語と公務員試験で出題される可能性のあるSPIはしっかり網羅しています。
自分がどのようなタイプなのかが判定でき、自己分析の一環にもなる、適性検査も受けることができます。
問題の質も本番に非常に近いですし、講師の立場から合格に近づくと判断しました。

無料サイトにもかかわらず問題数も十分あるので、SPI対策サイトやアプリの中で試してみるならまずはキミスカが一番おすすめです。

SPI対策の次点はキャリアパークで併用が◎【SPI問題集&解説が200問無料】

キャリアパークは、上場企業であるポート株式会社が運営する、無料の就活サイトです。

民間就活生が利用するイメージがあるかもしれませんが、公務員一本の受験生も相談できる『元公務員によるキャリアパーク就活サポート電話面談』などが実施されており、公務員志望の受験生にもおすすめできるサイトです。


そんなキャリアパークでは、SPI対策にもかなり力を入れており、普通なら3000円相当のSPI問題集200問が手に入ります。


わかりやすい解説もついており苦手分野に特化した対策なども可能です。

当然無料です。この問題数が完全無料で手に入るのは、本当にありがたいですし、安心安全の上場企業なので自信をもっておすすめできます。
それぞれ内容も異なる良問が多いので、キミスカキャリアパークの併用がおすすめです。

SPIの公務員試験をまだ受験してないなら、自己分析は今の内に

SPIの受験を控えている方は、面接の直前期になる前に最低限の自己分析をやっておくべきです。

公務員試験の自己分析には、グッドポイント診断がおすすめです。

私も受験生時代に活用していましたし、今も多くの公務員試験受験生が使っています。

8568通りのパターンから、客観的で正確な長所・強みを分析してくれるので、こういった数ある自己分析ツールの中でもかなり正確な結果が出る印象です。


 もちろん無料ですし、すぐに完了できるため、公務員試験の面接を控えている方には強くお勧めします。

以下で簡単なやり方を解説しているので、よかったら見てみてください。

SPIだけの公務員試験は独自日程の市役所も多い

上記で紹介したSPIだけの自治体は、独自日程で行われる試験が多いんです。

市役所の中にもいくつかありますが、特に道府県庁はほとんどが独自日程です。

面接練習や場慣れの意味もありますので、独自日程できれば併願しておくことをおすすめしますよ。

以下で独自日程の自治体一覧を紹介しています。(少し情報が古くなっている部分もあるので、最新の情報を確認するようにしてください)


一度公務員試験を経験しておくのとしないのとでは、本番での緊張の度合いが全く異なってきますからね。

それに、この記事で紹介した自治体であれば、公務員試験対策が不要なので併願しやすいのも嬉しいポイントです。

 

SPIだけではないが、公務員試験で教養のみの自治体は多い

ひらめき

もしあなたに教養試験の勉強をする時間があるなら、もっともっと選択肢は広がります。

SPIよりも少し勉強時間が長くなりますが、内容は似たようなところがあります。

それに、教養のみの受験区分は、筆記よりも面接重視なので、筆記の倍率は高くなりにくいです。

やはり公務員試験で最も勉強時間がとられるのは専門試験なので、その専門試験がないだけでも大分楽になります。

専門試験は教養試験と違い、大学受験でも触れたことがない科目なので、時間が長くとられてしまいますからね。



以下に教養のみの試験の特徴をまとめておいたので、SPIのみでの受験を考えている方は、こちらも検討してみてください!

SPIで公務員試験と民間を併願する方向け就活サイト【おまけ】

せっかくSPIで公務員試験を受験するなら、民間併願をして面接対策や滑り止めにするのもありだと考えます。

私自身も民間併願していたこともあり、民間の就活サイトにはかなり詳しい自信があります。

そのため、一通りの就活サイトを知っている私が特におすすめしたいのが、間違いなくOfferBoxです。

  • 新卒就活で最も使われているオファー型の就活サイト(就活生の約3人に1人が登録)
  • プロフィールを入力すると、興味を持った学生に対して会社からオファーが送られる”逆求人”のシステム
  • 登録企業は10,000社以上あり、大手企業や優良企業も多数
  • 自己PRなどの項目を読んだ上で、興味を持った企業からオファーがくるため、内定に繋がりやすい。

このように、プロフィールを入力すると、企業の方からオファーが来るため、公務員試験と併願しているような時間が限られている受験生には特に自信をもっておすすめできます。

こういった逆求人サイトは内定につながるのか怪しいイメージを持つ方も多いかもしれませんが、実際に内定につながった方を複数見てきました。


上場企業が運営しているので信頼性も高いですし、ベンチャーから大手まで登録されており、優良企業も多いです。

 また、本格的な適性診断を無料で受験でき、 強みや弱みがグラフ化されてわかりやすく把握できるので、民間はもちろん、公務員試験の面接にも役立ちます。


登録はもちろん無料ですし、すぐに終わるので、民間併願者であれば、ぜひOfferBoxだけは登録しておくことを強くおすすめします。

2023年度の受験生はもちろん、2024年度の受験生にもおすすめです。

SPIだけで受けれる公務員試験の自治体まとめ

さて、最後は少し話がそれてしまいましたが、今回はSPIだけで受けられる自治体を2024・2023受験生用に一覧にしました。

ちなみに、SPIだけの自治体は公務員試験の中でも、特に面接の配点が高くなっています。
 やはり質の高い面接対策や模擬面接をしっかりやっておくのが大切ですね。

SPIだけで受けられる市役所は非常に多く、道府県庁は少なかったですが、これからさらに増えていくことは間違いないでしょう。

公務員も「勉強ができる人材」を重視していた以前とは違い、「人物重視」になってきていますからSPIだけの試験は重要なんですね。

 

SPIのみの自治体は、民間志望の方も公務員志望の方も入り混じった試験になるかと思います。


なので、一般的な公務員試験よりも面接のレベルは間違いなく高くなるでしょう。

SPIだけで受けられる自治体は、面接を重視している自治体ばかりですしね。

2024年度は多少変わるかと思いますが、概ね2023年度と2024年度は似たような試験になることが多いので、予想する際も参考にしてください。
 やはり、SPIのみの受験生には無料のアプリでSPI対策ができ、利用者15万人超のキミスカのSPI対策がおすすめです。 
それぞれ内容も異なる良問が多いので、キャリアパークの併用でさらに数をこなせます。

公務員志望の方も民間志望の方も、以下の記事を合わせて読んでおくことを強くお勧めします。

できればすべて読んでおきたい渾身の記事ですが、気になったものだけでもいいので、読んでみてくださいね。

 

この記事が、2024年にSPIだけで受けられる自治体を探す皆様のお役に立てれば幸いです。

このサイトでは他にも、公務員試験で複数上位合格した現役講師の私が、筆記・面接・論文について解説しています。

公務員試験に必要な情報は全てここに詰まってるので、是非見ていってください。

 

 

現役講師が、模擬面接を受け付けます
公務員試験の模擬面接だけ

模擬面接を単体で受けられる場所って、実はほとんどありません。

あっても地域が限定されてたり、高額だったりします。

主に独学者・予備校以外で面接対策を受けたい方向けに、有料にはなってしまいますが低めの料金設定で、質の高い模擬面接を提供します。

特に「特別区・国家一般職・県庁・市役所」には上位で合格しているので、より本番に近く質の高い模擬面接ができるかと思います。

もちろん、その他の受験先にも対応しますので、ご相談ください。

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