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目次
【公務員試験】市役所のSCOAの難易度・倍率・受験生のレベル
正直、SPIなどよりもSCOAのボーダー・合格ラインの予想は難しいです。
ただ、難易度や倍率、受験生のレベルから、ある程度は予測ができます。
そのため、難易度、倍率、受験生のレベル、受験生の体験談を加えた4点を検討していき、そのうえである程度のSCOAのボーダー・合格ラインを決めていきます。
市役所のSCOAの難易度(問題自体)
まず、市役所のSCOAの問題自体の難易度を見ていきます。
SCOAの問題の難易度は、通常の公務員試験と比べると低く、SPIなどと比べても低いと言えます。
なお、通常の公務員試験では、ボーダー・合格ラインが6割、市役所のSPIでは、個人的なボーダー予想ですが6.5割前後が多いと思っています。
SCOAの難易度が低いことは、通常の公務員試験やSPIよりもボーダー・合格ラインを上げる要因になります。
市役所のSCOAの倍率
市役所のSCOAの倍率は本当に様々で、2倍程度の市役所から、5倍以上の市役所もあり、こればかりは受験先の市役所によってかなり異なるというのが結論になります。
ただ、これは受験先の市役所のHPを見ればSCOAの倍率がわかることも少なくないので、それぞれボーダー・合格ラインを予測する際の参考にしてみてください。
市役所のSCOAの受験生の平均レベル
市役所のSCOAの受験生の平均レベルですが、結論としては高くはないと思っています。
理由としては2点で、以下の通りです。
- 公務員試験の中ではあまりメジャーな試験ではなく、SCOAだけでいくつも併願するのが難しいので、SCOAのみに集中して対策できる受験生は少ない
- SPIでは予備校で専門の講座が開催されているが、SCOAはこういった講座がなく、参考書の種類も少ないので学習しやすいとは言えない(おすすめ参考書は後ほど紹介)
以上の2点から、SCOAの受験生の平均レベルは高くはないと予想できます。
かといって、レベルがそこまで低いとも言えないので、これはSCOAのボーダー・合格ラインを少しだけ下げる要因になるかと思います。
【公務員試験】市役所のSCOAボーダー・合格ライン【難易度などから予想】
これまでの内容から、市役所のSCOAのボーダー・合格ラインを予想します。
なお、通常の公務員試験では、ボーダー・合格ラインが6割弱、市役所のSPIでは、個人的なボーダー予想ですが6.5割前後だと思っています。
これを参考に、SPIや通常の公務員試験とSCOAを比較しながらボーダー予想しました。
市役所のSCOAのボーダー・合格ラインは〇割前後と予想
結論ですが、7割前後が、市役所のSCOAのボーダー・合格ラインだと予想しました。
これまでの難易度や受験生の平均レベルといった情報から、科目数が膨大な通常の公務員試験よりはかなりボーダーが高く、SPIよりもある程度ボーダーが高いと予想しました。
そのため、現時点での市役所SCOAボーダー・合格ラインの予想は7割前後とさせてください。
なお、新たな情報や体験談が入って意見が変わった場合は更新していきます。
公務員試験(市役所)のSCOAでボーダー・合格ラインを超えるための参考書
公務員試験でボーダー・合格ラインを超えるためのSCOAの参考書について、簡単に紹介します。
まず、公務員試験に限らず、SCOAの問題集は全体的に問題数が多くありません。
書店に売っているSCOAの参考書は一通り目を通しましたが、公務員試験のSCOAに自信をもっておすすめできる3冊を紹介します。
「これが本当のSCOAだ!」→1冊選ぶなら絶対におすすめ
- わかりやすい解説と必要な基礎知識を網羅
- SCOAの参考書の中では、SCOAの問題や情報が豊富
- 出題範囲や内容の再現度が高い
- (出題がある場合は)重要な性格テスト「SCOA-B」までカバー
- 個人的に最もおすすめの参考書で、必須の1冊
「これが本当のSCOAだ!」は公務員試験向けの参考書ではないのですが、個人的には公務員試験受験生であってもこちらが一番おすすめです。
SCOAに絞った参考書のため、ボリュームが少ないものが多いSCOAの参考書の中では、ある程度情報量・問題も多いです。
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「公務員試験で出る SPI・SCOA早わかり問題集」→コンパクトで、時間がない方におすすめ
- 「公務員試験向け」に作られている貴重なSCOAの参考書
- 問題数は多くないが、短期間で基礎の部分を網羅できる効率的な1冊
- 従来型公務員試験と比較した対策や、民間志望者が公務員試験を受けるためのコツ等が掲載
- (受験する場合は)公務員試験のSPI対策にも使える一冊
こちらは数少ない、公務員試験受験生に絞ったSCOA(とSPI)の参考書です。
SPIも含めての参考書なので「これが本当のSCOAだ!」と比べると、少し情報量は少なめですが、基礎を網羅する問題の選定や解説も十分で、おすすめできるコンパクトな参考書です。
他に質の高い公務員試験の参考書を多く出している出版社のため完成度も高く、これ1冊でもSCOAの基礎は身につくので合格点は十分目指せます。
ただ時間がどうしてもない方を除き、上記の「これが本当のSCOAだ」との併用が基本的には必須になるかなと思います。
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公務員教科書 市役所新方式試験 SPI・SCOA・Light・社会人基礎→実は問題数も多いのでおすすめ
- こちらも貴重な公務員試験にターゲットを絞った参考書で、最新の出題傾向に即した内容
- 全体的にわかりやすく、コンパクトにまとまってる上、導入動画もあるので非常に学習しやすい
- SCOA以外にSPIやLightなどの方式にも対応しており、複数受験者には特におすすめ参考書
- アプリでの問題演習ができるので、実は見た目以上に問題演習ができる
最後に紹介するのは、SCOAの参考書では最も新しい問題集である、「公務員教科書 1か月完成 動画とアプリで学ぶ 市役所新方式試験 SPI・SCOA・Light・社会人基礎」です。
2023年の5月に初版の参考書なのでまだそれほど使っている受験生は多くないですが、最新の傾向を反映しており、とにかく質の高い参考書という印象です。
問題ごとにどの形式で出やすいかが示されており、この中で複数の試験種を受験する方にとっては、非常に効率的に学習できるかと思います。
ただ、見た目もコンパクトですし、これだけ多くの試験種に対応しているとSCOAの問題に限定すると「問題数が足りない」と思われがちです。
内容もわかりやすい上に、問題数が少ないSCOAの参考書・問題集の中では、問題演習も多めにこなすことができるので、個人的にはおすすめできます。
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公務員試験(市役所)のボーダー・合格ラインまとめ
- 公務員試験(市役所)の問題の難易度は低く、倍率は受験先によって様々、受験生の平均レベルは高くはない。
- 公務員試験(市役所)のボーダー・合格ラインは割と予想できる!
- このサイトでの予想は、ある程度根拠のあるしっかりした予想と自負していますが、あくまで個人としての予想なので参考程度に。
公務員試験のSCOAは、ボーダー・合格ラインの予想が難しいのですが、今回は全力で予想してみました。

公務員試験では、SCOAが実施される自治体が年々増えていますので、以下の記事も参考にしてみて下さい。
この記事が、公務員試験(市役所)のボーダー・合格ラインで悩む皆様のお役に立てれば幸いです。