公務員試験の面接で話し方や声の大きさはどれくらい?【加点をもらう可能性を上げよう】

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受験生A
話し方や声の大きさで面接官の印象を上げる方法を知りたいです!
受験生B
実際、人事の人は話し方とか声の大きさをどれくらい気にしてるんだろう
受験生C
もうすぐ面接だけど、声も小さいと言われるし上手く喋れる自信がありません・・・

コムオ
こういった皆様のお悩みに、元公務員の現役予備校講師のコムオがお答えします。



突然ですが、面接官は機械的に採点しているわけではないですよね。
あなたが思っている以上に、第一印象は合否に直結しますよ。


この記事では私が受験生時代に模索した末に確立した、面接で加点される独自の方法を書いていきます。

接官は意外と話し方や声の大きさを重視してる!?

面接と書いてある黒板

「話し方」は「話す内容」と同じくらい重視されることが多いです。

この記事では、公務員試験に複数合格した私が、減点されない話し方から更に踏み込んで、印象がグッと上がる話し方を解説していきます。


面接の内容は、ご存じの通りもちろん重要ですよね。

それに対し、話し方や声の出し方の重要性はあまり認知されていない印象です。

話し方の練習は模擬面接で言われたことを改善するくらいで済ませていませんか?

これだと「減点されない」だけで、加点されることはありません。


面接の内容で同じ点数がついた場合、合否を分けるのは身だしなみ等の他の項目です。

中でも受験生によって差がつく項目が、「話し方」です。

加点or好印象を与えるための話し方を書いていきますが、非常にシンプルで簡単なことなのに、出来ている人は本当に少ない印象です。

是非、話し方で差をつけていきましょう!


多少大げさなくらいにはきはきと話そう【声量はとにかく小さくならないよう】

大きな声で歌う男の子

「面接では大きな声で話しましょう」

これは皆さん意識して話していると思います。

声が小さかったらそれだけで印象が悪くなる可能性がありますからね。

ただ、それでは「周りの受験生に差をつける」とまではいきません。

大げさなくらいに大きな声を出していきましょう。


はきはきと大きな声で話せば加点はあっても、減点はほとんどない

叫ぶレベルで話したら別ですが、はきはきと大きな声でしゃべって減点されることは絶対にありません。

私の経験上、一般的な受験生よりも大きな声で、はきはきと話すだけで面接官が受ける第一印象は違ってくるんです。

第一印象は非常に重要ですよね?

 実は必要以上に大きな声で話そうとしても、面接という緊張する場では、無意識に制限してしまうものなんです。

 

なら、特に普段から声が小さい自覚がある方は、多少大げさなくらいにはきはきと大きな声で話すつもりでいきましょう。

実際にあなたがどうなのかは別として、面接の場で体育会系っぽく話せれば、面接官の印象は確実に上がりますからね。


大きい声で、かつ爽やかなイメージがベスト

大きな声で話しつつも、「爽やかさ」を残せるとベストです。

では、大きな声はわかりやすいですが、「爽やか」な印象を与えるにはどうすればいいのかわかりにくいですよね。

個人的に、面接官に爽やかさをアピールできる要因は以下の2点が全てです。

  • はきはきとした話し方
  • 笑顔で話す


これだけです。非常にシンプルですよね?


笑顔は少し難しいかもしれませんが、微笑みながら話す練習を鏡の前でやりましょう。

コムオ
これ、恥ずかしいかもしれませんが重要ですよ!



30代から年配の方まで様々な面接官がいると思いますが当然、「体育会系の爽やか大学生」のイメージが間違いなく万人受けするはずです。


大学生と言っても、実年齢は関係ありませんよ。

既卒で受ける方も、話し方で若々しさを出していきましょうね!



結論から話すと印象アップ!

ち密な計算で右肩上がり

これ、重要で基本的なことですが、できている方は意外と少ないです。

終始、徹底して結論から話すことができていれば論理的な印象が出てくるはずです。

実際、ほとんどの評価シートには「論理性」や「説得力」といった項目がありますので、得点に直結してくる部分になります。


露骨に「結論→理由1→理由2」の構成で話そう

実際に話すにあたって、「結論から申し上げると」という形で、「露骨に結論から話してるアピール」をするのがおすすめです。

なぜなら、面接官は鋭い人ばかりではないので、こちらから伝えてあげる必要があるからです。

また、「話す側としてもこの方が内容を整理して話しやすい」というのも理由の一つですね。


実は上記の「実際に話すにあたって~理由の一つですね。」の部分も、結論→理由1→理由2という構成で書いています。

理路整然としていて、誰にでもわかりやすいですよね。

ちなみにここからは、以下のように具体例を挙げるのが話し方の基本です。

 

具体的に面接で使う際は、

「結論を申し上げると、~です。理由は2つあり、1つ目は~。2つ目は~。」という話し方がおすすめです。

話が長くなるのは良くないですが、ここから更にあなたの経験も交えた具体例を話すのも好印象です。

その際も、「具体的には、~」という露骨なアピールを入れていくようにしましょう。

結局、面接は印象が大事なので、これだけであなたのことを「デキる人間」だと思ってくれるんですよ。

多用は避けよう!
ただし、一回の面接で毎回この話し方をするのも良くありません。

もちろん「結論から話す」というのは毎回すべきですよ。


ただ、上記の「結論から~。理由は2つあり、1つ目は~」の構成は使いすぎないようにしてほしいんです。

なぜなら、毎回同じことを言うと、どうしても機械的な印象を与えてしまうから。


具体的には、1度の面接で2回くらい使うのがベストです。

2回使えば鋭くない面接官でも気づいてくれますし、くどい印象を与えるほどでもないですからね。



「論理性」や「説得力」の項目はこれだけできてれば満点をとれる!?


正直、「論理性」や「説得力」といった項目って判断基準があいまいですよね。

以下のように「明らかに減点される要素」はいくつもあるんですが、加点要素は中々ありません。

  • 話が冗長
  • 自身の経験談が少ない。

特にこの辺2点は減点される受験生も多いと思うので、あわせて意識してくださいね。

ただそれに対し、明確な加点要素は少ないように感じます。


それこそ、結論から話すことが重要なのですがこれって、露骨にやらないと気付いてくれない面接官も少なくありません。

 しかし、そういった面接官でも先ほどの項目で書いたような話し方ができれば、わかりやすいアピールができるので簡単に加点がもらえるはず。

こんなにコストパフォーマンスよく、他に得点で差をつけられることは中々ありませんよ。

是非、試してみてくださいね。


緊張していても、ゆっくり話そう

面接官と学生

これは、加点される方法というよりは、減点を避けるうえで重要なことですね。

記事のテーマと少しズレてしまうので詳しくは書きませんが、緊張すると早口になってしまう受験生がとても多いので、少しだけ触れておきます。


面接官が「聞きにくい」と感じた時点で、間違いなく印象は悪くなりますし、場合によっては即減点されます。


  • 対策として、面接練習で意識するのはもちろん、普段からゆっくり話すことを意識しましょう。

早く喋ることが癖になっている人は、日常生活から意識するようにしなければ中々改善は難しいです。

 

  • もう一つの対策として、単純に「ゆっくり喋る」ことをメモしておいて本番の直前に確認するのも有効。


やはり緊張して忘れてしまうものなので、直前に復習しておくことで、しっかり覚えておけるようにしましょう。

 ちなみに、最初に話した「とにかく大きな声ではきはきしゃべること」に加えてゆっくり話すことができれば、元気なのにどこか落ち着いた印象も受けるので、第一印象は完璧になると思います。

公務員試験における面接の話し方まとめ

面接での話し方で好印象を与えるコツは以下の通りです。

  • 多少大げさなくらいはきはきと大きな声で話す。

  • 結論から話していることを積極的に面接官にアピール。

  • 緊張してもゆっくりと喋る


    私自身、集団面接やチューター時代に多くの受験生の面接を見てきた経験から、印象がグッと上がる話し方を解説していきました。

    どれも割と簡単なことですよね?

    なのに、やってる人は少ない。これってチャンスですよ。

    色んな面接官がいるので、どの受験先でも確実に加点されるとは言い切れませんが、減点はないでしょう。

    それに、加点されない場合でも少なくとも印象は良くなるはずです。



    面接当日まで時間がなくても試せる方法を紹介したので、是非試してみてくださいね。



    この記事が、面接の話し方で悩む皆様のお役に立てれば幸いです。


    この記事を読んでわからなかったこと、その他公務員試験に関して、公務員の仕事に関して、なんでも気軽に聞いてくださいね。

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