失敗と成功

公務員ラボへようこそ。



受験生A
論文のイージーミスで減点されないようにしたい!
受験生B
加点されるような論文ってどんな答案ですか?
受験生C
試験はもうすぐだけど独学なので、自分の論文が合格レベルに達しているか不安・・・

コムオ
こういった皆様のお悩みに、コムオがお答えします。

 

論文の採点基準というのは、採点者に聞かないとわかりません。

その中で、私は多くの予備校の論文の直前講座に参加し、人気講師が想定する採点基準を学んできました。

そして、某大手予備校でチューターをした時には受験生の論文答案をいくつも見てきました。

なので、採点者の目線も少しは理解できているつもりです。


そんな私が、論文の減点&加点ポイントについて、今まで得てきた知識やノウハウを全て教えます。

ぜひ実践してみてくださいね。

 

論文の減点ポイント【絶対に避けよう】

×を持つ手
まずは論文の減点ポイントを紹介していきます。

この後に加点ポイントを書きますが、ぶっちゃけ公務員試験の論文では加点なんてなくとも合格は十分できます。

なので、まずは安定して合格点をとるために、減点されない答案の作り方を学んでおきましょう。


ちなみにこれから書くことは、おそらく皆さんが知っている当たり前のことばかりです。

 でも、知っているだけで意識できていない人が意外と多いです。

これから書くことは、答案を書き終わった後に必ずチェックしましょう。

当たり前のことでミスをする受験生は、チューター時代に何度も見てきました。

そういった中で、「当たり前のことに注意して、減点されない答案が書ける」ということは大きな武器になります。

いいですね?

では、減点ポイントを解説していきます。

1.誤字・脱字

これは説明不要ですよね。

これに関して私から言えるのは、書きながら気を付けることと、しっかり見直しをすることだけです。



2.原稿用紙の使い方

原稿用紙の使い方については、殆どの人が知っていることなのにイージーミスが絶えません。

書き終わったら、以下のことを確認するようにしましょう。

  • 縦書きor横書きの指定がある場合は必ず守る

このミスをする人は少ないですが、やはりいるみたいです。

まあ本番になると緊張して、普段だと信じられないようなミスもしてしまうものです。

一発アウトになっても文句は言えないミスなので、試験当日は必ず最初に確認するようにしましょう。

 

  • 段落冒頭は一マスあける

これは後で見つけても直すのが大変なので、書きながらしっかり意識するようにしましょう。

ちなみに、書き終わった後に見つけても、どこかで一文字減らして帳尻を合わせれば何とかなることもあります。(例:読点をなくす、ひらがなを漢字にする)

その場合も、不自然にならないように注意してくださいね。

 

  • 数字やアルファベットを正しいマス目で使う

これは意外と知らない人も多いかもしれません。

数字と小文字アルファベットは1マスに2文字ずつ、大文字アルファベットは1マスに1文字ずつ書くように注意しましょう。

 

  • 行の最後の句読点は文字と同じマスに書く

これは説明不要ですね。

ちなみに、かぎかっこも句読点と同じように、行末の場合は最後のマスに文字と一緒に書きましょう。


3.文字数が少ないor多い

これはわかっていても、書き終わったら文字数が少なかった(多かった)というパターンだと思います。

ちなみに、文字数の目安は90%~100%です。

一応、論文をたくさん書けばちょうどいい文字数で書けるようになってはきます。

コムオ
でも、そのためだけに時間をかけるのはさすがにコストパフォーマンスが悪すぎますよね。



論文って、実は何度も書いて練習する意味はあまりありませんからね。

そこで、以下の方法で簡単に対処しましょう。

  • 文字数が多くなってしまった場合

最後の「まとめ」をまるごとカットしましょう。

まとめに関しては、LECの有名な論文講師が「あってもなくても点数は変わらない」と言っていたので、文字数調整に使うのがいいでしょう。


  • 文字数が少なくなってしまった場合

「どんなテーマでも使える言い回しや話題」を書いて内容を増やしましょう。

「どんなテーマでも使える言い回しや話題」については以下の記事で解説しています。

予備校では教えてくれませんが、覚えておいて損はないです。というか必須級だと思います。

4.同じ言葉や表現の連続使用

これは気づかずにやってしまっている人が多いですね。

  • ~こと
  • 次に
  • そして
  • ~と感じる
  • ~と考える


代表的なのはこのあたりです。

書きながら同じ表現を使わないように意識して、同じ表現を使いたい場合は同義語を使うようにしましょう。

 

5.文章や構成がわかりにくい【重要】

色々な方の答案を見てきましたが、これは最も多いですよ。

対処法として、まずどんなテーマでも同じ構成で書きましょう。

以下の記事でも書いたように、一度自分の中でスタンダードな構成で答案を書き、その構成を流用しましょう。


正攻法ではないですが、これが最も確実です。


あとは文章自体を分かりやすくするために、以下のことを徹底しましょう。

  • 結論ファーストを意識する。
  • 長い文章は途中で区切る

 

この2点を意識するだけで、あなたの文章はかなり読みやすくなるはずですよ。


論文の加点ポイント【周りに差をつけよう】

100点のテスト
続いて、加点ポイントを解説していきます。

加点に関しては、無理に狙う必要はありません。

ここまで書いたように減点さえ意識的に避けていれば、合格は十分可能ですからね。

 

ただ、論文で差をつけたければ積極的に狙っていくのも良いでしょう。

では、簡単で確実な加点が狙えるものから順番にあげていきます。



①受験先の施策や状況を挙げる【重要】

論文試験でも様々な採点者がいるので、加点を狙っても採点者によっては気づいてくれなかったり、場合によっては狙いすぎると減点されることもあります。

しかし、受験先のことを書かれて刺さらない採点者はいないと言っていいでしょう。

これ、加点されるのは当然なのに、なぜか意識的にやっている受験生は少ないです。

例えば、特別区の論文で「温暖化」のテーマが出題されたとして、新宿区の「新宿エコ隊」という取り組みを書けると印象は間違いなく上がります。

市役所や都道府県庁でも一緒です。



でも、面接の準備もまだしてないし、中々受験先の具体的な施策なんて知りませんよね。


じゃあ、論文に使えそうなものだけでも事前に調べておきましょう。

やり方は簡単です。

先ほど学習した20個前後の頻出テーマに関するキーワードで、市や区などのホームページから検索をかけるだけです。

まあ出てこない場合もあると思うので、その場合は潔く諦めてください(笑)


そもそも、受験先でなくとも、どこかの自治体が実施している施策を適切な具体例として提示できれば、それだけでも好印象になるはずなので、大丈夫です。

「受験先の施策」というのは、あくまでプラスαですからね。

 

 ただ、特別区の論文では23区のいずれかで実施されている取り組みを挙げればいいので、多くのテーマで使える戦略になるでしょう。

 

②課題や背景に、データや最新の社会情勢を書く

これはしっかり準備しておかなければならないのですが、①と並んで「どんな採点者でも加点されやすい」方法です。

テーマ:温暖化最新の温室効果ガスの排出量

テーマ:子育て支援待機児童の数

テーマ:高齢者が住みやすい社会高齢化率

以上のように、テーマに密接に関連した数値を導入部分で入れられると、説得力がグッと増します。

覚えるのは大変ですが、余裕があれば大体の数字で良いので覚えておくと良いかもしれませんね。
1テーマにつき1つ、導入で使えそうな数値を覚えておけば十分です。

③独創性(オリジナル性)のある内容を書く【注意】

これは確かに加点される可能性はありますし、予備校で勧められている場合もあります。

しかし、他の2つと比べるとおすすめはできません。

理由は以下の記事で詳しく解説していますが、採点者によっては加点されない、もしくは減点される可能性があるためです。

 

簡単に言えば、

独創性は、採点者次第で「ただの変わった答案」になり得るということです。

 

ただ、どんな採点者にも好印象な独創性のある答案も書ける人はいるでしょう。

なので、予備校の教えも間違ってはいないんです。


ただ、やはり論文が得意で、かつ採点者の立場で考えられる人でないとリスクが高いので、自身がある方以外にはおすすめできません。


論文の減点&加点ポイントまとめ

原稿用紙とペン

さて、この記事では公務員試験の論文の加点&減点ポイントを解説してきました。

実際の採点基準は誰にもわかりませんが、それに近いものはわかっているつもりです。

そんな中で、やはり重要なのは、減点をできる限り減らすことだと思っています。

コムオ
加点も大事ですが、公務員試験は9割や満点を目指す試験ではありませんからね。


なので、答案を書いたらこの記事の減点ポイントに引っかかっていないかどうかを確認し、減点をゼロにしましょう。
それが終わってから、余裕があれば受験先の施策やテーマごとのデータを覚えることで、加点を狙っていけばいいと思います。
この記事が、公務員試験の論文で悩む皆様のお役に立てれば幸いです。
この記事を読んでわからなかったこと、その他公務員試験に関して、公務員の仕事に関して、なんでも気軽に聞いてくださいね。