原稿用紙と小物

公務員ラボへようこそ。


受験生A
論文で勉強してないテーマや知らないテーマが出た時の対処法が知りたい!
受験生B
公務員試験の論文の得点を安定させたいです!
受験生C
特別区の論文、配点がものすごく高いから不安・・・

コムオ
こういった皆様のお悩みに、コムオがお答えします。




公務員試験の論文(教養論文・小論文)では、どれだけしっかり対策していても勉強していないテーマが出題される可能性はあります。

そこで、この記事では本番で勉強していないテーマが出た時に安定して合格点をとるための方法を紹介していきます。
とても簡単な方法なので、是非最後までご覧くださいね。

論文で勉強してないテーマが出た時は最低限の得点で十分

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論文で勉強していないテーマが出題されたときって焦りますよね。

しかし、そういった場合でも最低限の得点をとれるかどうかというのは合格に直結してくる部分になります。

 逆に言えば、最低限の得点さえとれれば合格はできるんです。

なぜなら、あなたが勉強していなかったテーマは、他の受験生も知らないはずだから。

 

あなたは10~20ほどの頻出テーマを準備して試験に臨むはずです。

実は、この10~20テーマは、使っている参考書は違っても、それほど大差ありません。

なので、あなたが準備していなかったテーマは他の人も勉強していない可能性が高いわけです。

 

 

そこで、これから勉強していないテーマが出た時に最低限の得点をとるための対処法を2つ紹介していきます。

どちらも知っておくだけで誰でも使える方法なので、絶対に知っておくべきだと思いますよ!

 

対処法1:他のテーマから論点を持ってくる

矢印
論文の勉強をしてきているのなら、これを使わないのはもったいないですよ。

勉強していないテーマが出た場合は、あなたの頭に入っている10~20のテーマの中で何とか関連付けられるものがないかを確認しましょう。

実は頻出じゃないテーマが出た時は、他の頻出テーマと関連した論点である場合が多いんです。

コムオ
問題作成者も鬼じゃないので、頻出テーマでない場合にもこういった助け舟を用意しているわけですね。

 

 

裁判所の問題を例に解説していきます。


例題:裁判所事務官の論文

今の時代に求められるリーダーシップについて検討し、組織においてリーダーシップを発揮するうえで必要な能力はどのようなものであるか、あなたの考えを述べなさい。

裁判所HP


平成30年度の裁判所事務官では、この問題が出題されたそうです。


このテーマを対策していた人は少ないでしょう。
おそらく殆どの人にとって、初めて見るテーマだったはずです。


しかし、この問題は差がつかないように見えて、本番での対処で大きな差がつく問題なんです。

恐らく後半部分の「組織においてリーダーシップを発揮するうえで必要な能力」を述べる部分では大きな差はつきません。



ポイントは、今の時代に求められるリーダーシップという部分です。
ここを意識せずになんとなくで答案を書いてしまうと、間違いなく減点でしょう。


では、なにを書けばいいのか。

「今の時代」ということなので、現代の社会情勢を踏まえることが重要で、それを踏まえたうえでリーダーシップにつなげるのがベストです。

あなたの頭の中には既にあるはずですよ。他のテーマで勉強した使える論点が!


具体的には以下の通りです。


  • 国際化

例文

国際化が進む現代の社会で求められるリーダーシップは、英語などの外国語能力だけではない。

グローバルな組織で活躍していくには、異文化を理解し、共生する柔軟性が重要であり、またその上で日本の歴史や文化、日本人特有の考え方も大切にする姿勢が求められる。


  • 女性の活躍

例文 

女性の活躍推進が叫ばれる昨今において求められるリーダーシップは2つである。

まず、女性にも積極的にキャリアアップの機会を与え、また日々の業務の中で適切なフィードバックを行い、女性部下の成長をうながすことである。

また、働き方改革も急務である。出産や育児による休暇の取得がしやすい環境を作っていける人物が組織のリーダーを務めるべきだ。



例文に関してはあくまでも例なのであまり気にしないで下さい。
あなたが勉強した内容から、関連しそうな内容を結び付ければ十分です。



他にも・・・

  • ワークライフバランス
  • 環境問題
  • 格差社会


この辺りも使えそうですね。


以上のテーマを一つも勉強せずに試験に臨む人はいないはず。


このように、勉強していないテーマに他の論点を持ってくることで、十分対応できてしまいます。




ここで、上記の例題と似たような種類の出題である裁判所事務官の2019年の問題を載せておきます。

これもさっきの問題と同じく、意外と差がつきやすい問題です。

ポイントはどこなのか、あなたが学習したテーマの中でどれが関連しているかを意識しながら、皆さん自身で考えてみてくださいね。

今の社会であなたが考える良い職場とは何かについて理由とともに論じ、それを実現するためにどのような方策が考えられるか述べなさい。

裁判所HP
今回は裁判所事務官の過去問を例に解説しましたが、もちろん他の試験でも使えます。

例えば、特別区では平成29年度に「女性の活躍推進のためにどのように取り組むべきか」といったような問題が出題されました。

これは頻出テーマなのでそもそも対策しておいてほしいですが、もし頻出テーマの学習漏れがあったとしても大丈夫です。


  • ワークライフバランス
  • 格差社会
  • 子育て支援


こういったテーマから関連論点を持ってこれれば、合格点は簡単にとれるでしょう。

こういった関連テーマを活用し、学習していなかったテーマでも完成度の高い答案を書き、周りに差をつけていきましょう!


対処法2:色々なテーマで使える言い回しや話題を準備しておく

ひらめき


次は、確実に得点の安定感が確実に増すのにも関わらず、意外とやってる人が少ないこの方法です。


これに関しては単純で、以下にあげる例を覚えるだけで結構です。

そして、論文で勉強していないテーマが出題されたときや、文字数が足りない時に使ってください。


これでなんとか合格点を確保することができるはずです。

もちろん、あくまで最終手段として使ってくださいね。




では「地球温暖化防止」のテーマを例にあげながら、説明していきますね。




課題・背景


勉強していないテーマが出た場合、課題・背景は最低限かけていれば十分です。


もちろんここでは、温室効果ガスの排出量などの具体的な数字やパリ協定をあげながら問題提起ができるとベストですが、勉強していないテーマが出た場合にそこまで書ける人も少ないでしょう。


なので、温室効果ガスが増えているか減っているか増えているかだけでも知っていれば書いておきましょう。

 ちなみに温室効果ガスは減っているので「温室効果ガスは減っているが、将来世代のために更なる削減が急務である」といった形で書けていれば十分です。


ちなみに、最悪何も知らなくても大丈夫です。

公務員試験の論文として、こういった問題解決式のテーマが出題されている以上、その論点(ここでは地球温暖化)は解決すべき重大な問題なんです。

そして、そういった問題に対しては必ず、既になんらかの対策が講じられています。

なので、以下のような言い回しで書いておきましょう。

色んなテーマで使える!
~(地球温暖化)に対しては国や自治体による対策が行われているが、依然として解決が急がれる重大な問題で、更なる対策を講じる必要がある。


これなら、その問題について何も知らなくても合格点の導入が書けます。

勉強していないテーマが出た場合、しっかりと問題提起が書ける受験生は少ないです。

なので、誰も勉強していないような奇問が出た場合、これで差をつけていきましょう!

 

内容としては、あくまで合格点をとることが目標であれば、これで十分でしょう。

 

解決策

勉強していないテーマが出た場合、ここのボリュームが足りずに文字数不足になってしまう受験生が多いです。

まあ、解決策なんて中々思いつかないですよね。


そこで、公務員試験の論文において最も汎用性のある解決策を3つ紹介します。

内容もありきたりすぎるというほどではないので、合格点をとるのはこれで十分可能でしょう。

色んなテーマで使える!
①~(地球温暖化)に関する講習会を学校などで行い、将来世代を担う若者の理解を深める

②~(地球温暖化防止)に精力的に努めた事業所に対する認定(or表彰)を行い、市(or都道府県or区)の広報やホームページに記載する

③~(地球温暖化防止)に関するボランティアやリーダーの育成を図る


私自身が市役所で働いていたからこそわかりますが、この3つは幅広い領域で行われている施策です。

実際、地球温暖化や国際化といったテーマであれば、3つとも行っている市役所を知っています。
コムオ
様々なテーマ共通で使える解決策ということになりますね。

正直、これに関しては3つ覚えるだけで未学習テーマが出ても合格できる可能性がかなり上がるので、覚えない手はないと思いますよ。


「論文の勉強してないテーマ対策」まとめ

論文の原稿用紙

  • 公務員試験の論文で勉強していないテーマが出ても、最低限の得点をとれれば十分!

  • 他のテーマから論点を持ってくることで対応しよう!

  • 様々なテーマで使える言い回しや話題を準備しておこう!




論文で全然学習していないテーマが出た時って、ものすごく焦りますよね。

あなたが勉強していないテーマは、他の受験生も勉強していないことが多いんですが、試験中にそんなことわからないですもんね。

そういった時に、そこそこの答案を書いて他の受験生に差をつけるためにも、この記事に書いてあることは是非覚えておいてください。

特に、後半に書いた「様々なテーマで使える言い回しや話題」に関しては、予備校でも教えてくれなければ、参考書にも書いていません。


 なので、受験生の間ではあまり普及していませんが、実はかなり使えると思います。

結局、いくら書き方や構成を勉強したり、頻出テーマを網羅していても、未習テーマに対応することは難しいんです。

上記のことを実践して、周りの受験生に差をつけていきましょう!

 


この記事が、公務員試験の論文対策で悩む皆様のお役に立てれば幸いです。

 

この記事を読んでわからなかったこと、その他公務員試験に関して、公務員の仕事に関して、なんでも気軽に聞いてくださいね。