3つの選択肢とクエスチョンマーク

公務員ラボへようこそ。


 

受験生A
民間併願におすすめの業界や企業を知りたい!
受験生B
公務員と同じような働き方ができる民間を併願したいな。
受験生C
模擬面接しかやったことないから、面接練習になる企業を受けておかなきゃ・・・


コムオ
こういった皆様のお悩みに、コムオがお答えします。

まず、公務員試験と民間の併願を迷っている方は以下の記事も併せてご覧ください。

 

民間併願は業界さえ選べば大した負担にならない上、面接や集団討論の「本番」に慣れることができます。

民間併願する受験生は少ないので、確実に差をつけることができるでしょう。

そこでこの記事では、民間併願をする場合のおすすめ併願先や業界を解説します。

  • 公務員と似たような志望動機で受けられる
  • フィードバックがもらえて面接の練習になる
  • 半分公務員と言ってもいい、半官半民の企業


私はこういった基準で企業を厳選し、
10社以上の民間に併願しました。

その経験から、自信を持っておすすめできる企業・業界を、どこよりも詳しく紹介します。

 

民間併願におすすめの業界【地方公務員志望の方向け】

大阪市役所

まずは市役所・都道府県庁・特別区などの地方公務員が第一志望の方向けに、民間併願のおススメ業界を紹介していきますね。

結論として、基本的に地方公務員志望なら、地元に根差した業界を志望するのがベストです。

コムオ
なぜなら、公務員を志望する場合と似た志望動機で受けることができるからですね。


もちろん、全く同じ志望動機で受けられるということではありません。


基本的に志望動機は別で作り直さなければいけないでしょう。


ただ、志望動機なんて企業のHPや就活サイトを見ながらありきたりなものを作ればそれでOKです。


ここに時間を割きたくないという方は、‘みん就‘などの就活サイトの志望動機をほぼそのまま使ってしまって構いません。

他の項目もしっかり書けてれば、これでもエントリーシート選考は十分通ります。もちろんこの場合、自分が面接で話しやすい志望動機を選んでくださいね。

 

志望動機がありきたりでも何の問題もありません。

就活サイトに載っている志望動機を少し変える程度でも、私は「面接の本番慣れ」をしていくにつれて、何社か内定をもらうことができましたから。


 志望動機で「地域に根差した企業」というような点を挙げておけば、面接ではその「地域に根ざした活動」に関する話題になることが多く、公務員の面接にも活きる内容になります。

もちろん、内定が目的じゃないにしろ、以下で紹介する業界は特におすすめなので、是非受けてみてください。

 

地方銀行【迷ったら地銀を併願しよう】

多くの地銀では、地方創生への取り組みを行っていたり、まちづくりに関する地域の課題解決に貢献しています。

なので、そういった地域に根ざした活動をメインに攻めていけば、公務員と似たような志望動機の構成になるはずです。

それに、銀行は採用がカットされつつありますが、それでも他の企業と比べると圧倒的に大量採用です。

なので、併願でももしかしたら内定をもらえるかもしれないというのもおすすめポイントですね。

特に、地元県の地方銀行を受けるのは非常におススメです。

地元というだけでは志望動機になりませんが、それでも志望動機に説得力が生まれやすいですからね。

 

私鉄【内定目的でない方にはおすすめ】

私鉄で内定をとるのは、ぶっちゃけ難しいです。

ただ、内定目的でない方は、地元県の私鉄は受けておいて損はありません。

 私鉄は地域に密着し、住民の生活を支えるという公務員とほぼ同じような仕事内容もあるからです。

鉄道沿線に不動産を持っており、地域の中心とも言える部分を住民のニーズに合わせて実現していく必要があるわけです。

なので、例えばまちづくりまちおこしを志望動機にすることも可能ですよね。

それに、鉄道会社は金融やその他の業界よりもあなたの生活により身近なので、志望動機がたてやすいというのも大きなメリットですね。

 

民間併願におすすめの業界【国家公務員志望の方向け】

国会議事堂

国家総合職・国家一般職などの国家公務員志望の場合は、併願すべき業界は地方公務員と異なります。

結論から言えば、あなたの志望度が高い官庁と同じ分野の業界を受けるのが良いです。

以下で詳しく説明していきますね。

 

志望先の官庁と同じ分野の業界を受けよう

ここで重要なのは、あなたがどの官庁を志望しているかということです。

地方公務員はゼネラリストですが、国家公務員は特定の分野のみのスペシャリストです。

なので、志望先と同じ分野の企業を受けるのが良いでしょう。

志望官庁と受けるべき業界の例としては、以下の通りです。

  • 国土交通省→鉄道業界
  • 農林水産省→食品メーカー
  • 環境省→電力会社・その他環境系の会社
  • 法務省・法務局→企業の法務部


こういった形になります。


志望官庁と同じ分野の業界を併願するメリット

国家公務員と民間企業を志望するメリットとしては、公務員・民間企業それぞれの視点から、同じ分野の仕事を見られることです。


例:環境省と電力会社

例えば環境省で温暖化問題に取り組むのと、電力会社で温暖化問題に取り組むのとでは、目的は全く同じですが、業務内容は全く異なるでしょう

環境省の志望動機に温暖化の内容を入れた場合、「民間に就職して温暖化に取り組むのではだめなのか」という質問を聞かれる可能性も高いです。

その質問に対して、「民間企業も検討したのですが、民間では〜で公務員では〜なので、公務員の視点から温暖化に携わりたいと思い、環境省を志望しました」と言えると完璧です。



なので国家公務員の場合は「志望官庁と同じ分野の仕事を、民間の立場で行なっている業界」を併願すると周りに差をつけられるでしょう。

面接の本番慣れもできて、一石二鳥ですね。

 

地方・国家公務員両方におすすめの会社【面接練習がしたい方向け】

面接官と学生

では、ここで「面接練習」という目的に絞って、地方公務員・国家公務員両方におすすめできる企業を紹介します。

面接練習のためということなので、業界単位ではなく企業単位で紹介していきますね。

 

東京海上日動【レベルは高いけど、濃い経験ができる】

言わずと知れた一流の保険会社ですね。

ここは就活生のレベルも高く、内定をもらうのは難しいでしょう。

コムオ
ただ、面接練習という意味では非常に質の高い経験ができるはずです。

 


理由は以下の通りです。


  • 面接後、人事から的確なフィードバックをもらえる
これは非常に大きいですね。

 

これだけ一流の企業の人事から面接に関するフィードバックをもらえる経験なんて中々できません。

私も実際に受けましたが、良かった部分と悪かった部分を驚くほど的確に指摘してもらえました。

 

 

  • 志望動機を聞かれず、人柄だけを見るので準備時間が少なく済む
この会社、なんと志望動機を聞かれないんです。

 

かといって面接は簡単というわけではなく、むしろ難しいんですけどね。

あなた自身の学生時代に頑張ったことを聞き、それに関してひたすら深掘りをしていく面接になります。

「そこでなぜそう思ったか」というのをメインで聞いてくる形です。

ここまで深掘りをしてくる面接は公務員にはありませんが、近年の公務員の面接も人柄重視の深掘り型になっています。

なので、こういった面接を経験できると大きな武器になるでしょう。

 

  • 「レベルの高い就活生との集団面接」が経験できる
まあ一流企業といっても就活生はピンキリで、レベルの高くない人も多いんですが、その中で「この人は別格だな」という人は他の企業よりも多いです。


 

「まだそんなに面接練習してないのに、そんなにレベルの高い人と恥ずかしい」と思う人もいるかもしれませんが、むしろここで失敗してもいいんです。

レベルの高い人が話した後に自分が話すのは緊張しますよね。

ただ、そういった経験は今の内にしておきましょう。

もしかしたら本番でもそういった場面に遭遇するかもしれませんし、「公務員の面接なんてあの時に比べたら気持ちが楽だな」と思えるようになるはずですからね。

 

オープンハウス【コムオのおすすめ】

有名なハウスメーカーですね。

オープンハウスは、東京海上日動とは別の方向でおすすめです。

最も大きなメリットは、エントリーシート(ES)選考が不要なので、誰でもすぐに面接を受けられることです。


東京海上日動も含め、基本的にはES選考に通らなければ一次面接が経験できないことが多いです。

まあ「学生時代に一番頑張ったこと」や「自分の長所」など、公務員の面接に役立つ内容が多いので、ES選考を何度か受けておくことは決して無駄にはならないんですけどね。

 

先ほども言ったように、「就活サイトの就活生が使った志望動機の中から、しっくりくるものを少し改変して書く」だけでもES選考は通るのですが、慣れるまでは時間がかかるかもしれませんからね。

なので、すぐにでも面接練習がしたいという方はオープンハウスがおすすめです。

それだけでなく、以下の点でもおすすめできます。

  • 他の民間と比べて、内定難易度は低め
  • グループ面接や個人面接、集団討論(グループワーク)をすべて経験できる
  • 人柄をメインに見る面接なので、企業研究・業界研究は必要ない
  • 面接の際に準備しなきゃいけない書類も、ESではなく履歴書のみ

 

民間併願をする公務員のためのような選考方法ですよね(笑)


東京海上日動もそうですが、オープンハウスは民間の就活生も練習で受けることが多い企業だそうです。

面接練習にはもってこいですから、是非受けてみてくださいね!

 

半官半民や独立行政法人もおすすめ【福利厚生は公務員以上?】

3つの選択肢とクエスチョンマーク

「公務員試験がダメだった時のために、公務員と同じレベルの福利厚生・残業時間が保証される所を受けたい」という方もいるでしょう。

「面接練習もしたいけど、公務員に落ちても民間には行きたくない」という方におすすめの併願先を紹介します。

そもそも、民間企業になぜ行きたくないのか、今一度見つめなおしてみましょう。

理由は様々だと思いますが、「ブラック企業が嫌だから」という方も多いんじゃないでしょうか。

ちなみに、ブラック企業の可能性がある会社には、以下の特徴があります。

ブラック企業は人の出入りが激しいので、年中人を雇っているという特徴があります。

一見大企業に見えるところでも、激務故に人の出入りが激しく、1年中求人に載っていることも珍しくありません。


もちろん100%ブラック企業というわけではないですが、年中人を雇ってる会社を併願先にする場合、しっかりリサーチしなければ危険ですね。

そして、民間企業以外を併願するという選択肢もあるんです。

「残業をしたくない」「福利厚生が良いところに行きたい」という方には、以下の2つがおすすめです。

 

半官半民の企業【内定は難しいので○○を受けるのがおすすめ】

半官半民の企業は、平たく言えば「民営化した企業」です。

民間企業というくくりなのですが、元々公務員だったこともあり、働き方は公務員に近く、残業も少ないところが多いようです。

福利厚生もしっかりしていることが多く、公務員的な働き方がしたい方には圧倒的におすすめの併願先です。

例としては、以下の企業になります。

  • JAL
  • NTT
  • JT
  • 成田国際空港
  • 日本郵便
  • ゆうちょ銀行
  • かんぽ生命


このあたりは残業も多くないですし、福利厚生は充実していて、給料は公務員よりも高いです。

ただ、いずれも一流企業なので、併願先として内定を取るのは至難の業なんですよね。

でも、安心してください。

この企業の子会社を受けるという選択肢もあるんです。

正直、ここまで一流企業となると併願で内定をもらうのは難しいでしょう。

ただ、子会社であれば同じレベルの福利厚生・残業時間が保証されつつも、選考難易度は下がるんです。


なので、「半官半民企業の子会社」は非常に狙い目だと思いますよ。

 

独立行政法人【ほぼ国家公務員?】

「そもそも独立行政法人ってなに?」という方も多いでしょう

かなりざっくり言うと以下の通りです。

国が行なっていた事業を国から多少独立させつつも、ある程度国が関与して行う団体」

ここまででわかると思いますが、独立行政法人も半分公務員みたいなものです。

コムオ
実際、独立行政法人は内閣府や総務省、外務省などの官庁に所管されていますからね。


残業は下手したら公務員よりも少ないですし、福利厚生も充実しています。給与は法人によりますが、公務員より高いところも多いです。

具体的には、以下の独立行政法人がおすすめです。

  • 鉄道運輸機構
  • UR都市機構
  • 水資源機構


独立行政法人といえば有名なのは
JICAJAXA、日銀などですが、そこら辺は選考難易度も段違いです。

先ほど紹介した東京海上日動と同じクラスです。

 東京海上日動は面接練習にもってこいの企業なのですが、独立行政法人を受ける方は「できれば内定が欲しい」という方だと思うので、目的が違いますよね。

なので、ネームバリューはないですがこの辺りがちょうど良いでしょう。

独立行政法人の中では、先行難易度としては中堅クラスです。

これらも内定を取るのは簡単ではないですけどね。


ただ、受けてみる価値は十分あると思いますよ。

 

まとめ

  • 地方公務員志望の方には、「地方銀行」や「私鉄」がおすすめ!

  • 国家公務員志望の方は、「自身の志望官庁と同じ分野の企業」がおすすめ!

  • 面接練習だけが目的なら「東京海上日動」や「オープンハウス」がおすすめ!

  • 公務員的な働き方がしたいなら「半官半民の企業」や「独立行政法人」がおすすめ!

 

「公務員と民間を併願しよう」と思っても情報は少ないですよね。

予備校では教えてくれませんし、ネットにも具体的な業界や企業名まであげて解説してくれているところは中々ありません。


その理由は、「実際に官民併願をしたことがない方が多いから」だと思います。

そこで、実際に民間に併願した私が「この記事を読めば、民間併願のおすすめ併願先について全てわかる」という【民間併願の完全版】となる記事を目指して、書いてみました。

 

冒頭に紹介した民間併願の記事でも解説したように、「民間併願をしない」という選択肢は基本的にないと思っています。


なので、この記事を参考に、積極的に民間に併願し、「面接の本番力」を身につけましょう。

コムオ
そうすれば、あなたの合格はグッと近づきますからね。私が保証します。



ちなみに「民間併願するよりも公務員が良い」という方は、以下の記事でおすすめの独自日程市役所・都道府県庁を紹介しています。

 

民間・独自日程どちらでも良いですが、とにかく積極的に併願しておくことをおすすめします!

 

この記事が、官民併願の業界で悩む皆様のお役に立てれば幸いです。

この記事を読んでわからなかったこと、その他公務員試験に関して、公務員の仕事に関して、なんでも気軽に聞いてくださいね。