万年筆と本

公務員ラボへようこそ。



受験生A
受験先ごとに、学系のおススメ参考書や勉強法を知りたい!
受験生B
学系科目は年明けからで間に合うっていうけど、実際いつから始めればいいの?
受験生C
まだ民法やミクロ・マクロといったメイン科目が終わってないから、学系を捨てようか迷ってます・・・

 

コムオ
こういった皆様のお悩みに、現役公務員のコムオがお答えします。

捨てないで!学系科目は「広く浅く」が鉄則

ペットボトルをごみ箱に捨てている

「学系科目は暗記量が多いし、試験まで時間もないから1つくらい捨てようかな・・・」と思っている方はいませんか?

例えば、「出題数が少ない社会学を捨て、政治学や行政学を応用まで勉強しよう」などです。


結論から言えば、それぐらいなら「すべての学系科目を基礎だけ」やりましょう。

この3科目は突き詰めると難しいので、良い意味で「手を抜く」ぐらいがちょうど良いんです。

スー過去で難易度が3の問題なんかは、たとえ国家総合を受ける人であってもやらなくていいですからね。

「実際に国家総合・一般で難易度3の問題が過去に出題されてるんだから、やったほうがいいんじゃないの?」と思う方もいるでしょう。

答えはNOです。
公務員試験では、同じような内容の問題が焼き増しで出題されることは多々ありますよね。


ただ、過去問を見てもらえればわかりますが、あのレベルの問題だとそれがかなり少なくなるんです。

なので結局、難易度3の問題を勉強しておいても、初めて触れる知識が多く、時間がかかる割に得点はあまり変わらないので効率は悪いです。


以上のことから、国家総合・一般の志望度が高い方は、スー過去の難易度2までやれば十分です。

コムオ
国家一般では学系は地雷科目と呼ばれていますので、「簡単な年であれば選択する」くらいの気持ちでいましょうね。
逆に法律科目は難易度が安定してるので、志望度が高い人は学系に深入りせず、法律系をしっかり勉強しましょう。



ちなみに、国家総合・一般の志望度が高くない方は、スー過去すら使わなくていいですよ。
それについては次の項目で説明しますね。

この項目で言いたかったのは、「学系科目は捨てずに、適度に手を抜いてください」ということです。

受験先別おススメ参考書【まるパスの正しい使い方】

多くの本

それでは、受験先別におススメ参考書を紹介していきます。

まず、受験先共通で補助の参考書として、「まるごとパスワード neo」という参考書を使いましょう。


いわゆる「まるパス」という、学系科目では必携とされている参考書です。
使い方は後述しますね。

次に、みなさんの志望度が高い受験先別に、おススメの過去問集を紹介します。

ちなみに、国家総合職は区分にもよるので、詳しい解説は省略します。
詳しくは私に問い合わせいただければお答えします!

国家一般職志望の方

 

  • 国家一般では3科目とも5問ずつ、選択で出題されます。

 

国家一般は「スー過去」で攻略しよう
上記でも紹介しましたが、ここを受けるのであれば鉄板の「スーパー過去問ゼミ」がベストでしょう。

やはり十分な分量と、国家系の問題を多く収録しているというのが大きな強みなので、これだけやれば十分だと思います。


ただ、国家一般の学系に関しては、「努力が報われにくい科目」といえます。


ある程度のラインまで勉強しておけば年によっては選択できることもありますが、難しい年はスー過去を完璧に仕上げていても選択はできないと思ってください。

特別区or国税専門官志望の方

 

  • 特別区では3科目とも5問ずつ、選択で出題
  • 国税では政治学が3問、行政学の出題はなく、社会学が2問出題


この辺の志望度が高い方は、スー過去なんてやる必要はありません。

特別区・国税は「だからカコモンで克服!」
もう少し時間をかけずに行きたいところなので、おススメは「だからカコモンで克服!」という過去問集です。


こちらはスー過去よりも問題の分量を少なくしたうえで、国家系の問題を少し減らし、特別区や地方上級などの問題を多めに収録しています。


「広く浅くが鉄則」の学系科目と抜群に相性の良い参考書といえるでしょう。


ちなみに、国家一般の志望度が高い方であっても、時間に余裕がなければ「だからカコモンで克服!」も候補になり得ます。

選択できる可能性は少し下がりますが、頻出部分は十分網羅されているので、年によっては十分に選択できるでしょう。



地方上級、市役所志望の方



  • 地方上級では2問ずつ出題
  • 市役所でも多くの場合は2問ずつ出題

2問ずつということで少ない問題数ですが、時間に余裕のある方は、②の特別区・国税と同じく「だからカコモンで克服!」で勉強していただきたいです。

ちなみに、地方上級、市役所が第一志望で時間に余裕がないという方のみ、以下の過去問集を使うといいと思います。

最終手段にはおススメ!「出るとこ過去問セレクト」

「公務員試験 出るとこ過去問セレクト」という過去問集です。


これは難問・奇問を捨て、7割の得点を目指すというコンセプトの過去問集です。



内容は優れていますが、本当に頻出の範囲しか載っていないません。
合格点はとれると思いますが、正直「誰にでもおススメ!」とは言えませんね。


「時間に余裕がなく、拾える問題だけ拾いたい」くらいの方にはおススメなので、そういった方は無理に他の過去問集に手を打さず、これを仕上げることに全力を注ぎましょう。



さて、使う過去問集が決まったら、いよいよ勉強法に入っていきましょう。

学系科目の効率的な勉強法はこれ!

成功までの階段


まず、系科目は年明けから始めれば十分です。

それでも十分安定して得点をとれますので、それまではメインの科目を固めることに集中しましょう。

 

具体的な勉強法としては、まず過去問集から入りましょう。

先ほど申し上げたように、「まるパス」は非常に優れた参考書で、必携ではあるのですが、あくまで補助の参考書です。


「まるパスを一通り読んでから過去問集に移る」という学系科目でよく推奨されているやり方は、正直おススメしません。

なぜなら、「まるパス」では頻出の部分はわかりますが、「具体的にどのように出題されるのか・どう引っかけてくるのか」がわからないからです。

過去問集なら、両方を同時に学習することができます。


以上のように、極論ですが過去問集の内容を覚えれば、まるごとパスワードの内容は覚えなくて良いのです。

ただ「まるパス」は、学者ごとや項目ごとに、知識がわかりやすくまとまっています。

コムオ
過去問を解く中で、「この学者別の分野でも出てきたな」とか「関連事項を一緒に覚えてしまいたい」と思った時に、知識を整理することができるので、出来れば手元にあった方がいいですよ。

 

具体的な勉強法としては、非常に効率の良い勉強法で、公務員試験では鉄板となっている「正文化」を使いましょう。


「正文化を知らない」、「メリットや詳しいやり方を知りたい」という方は以下の記事で解説していますので、ご覧ください。


使う過去問集がどれであっても、やり方は同じです。

正文化をしたらあとは「何周も過去問集を回す」ことさえできれば、安定して得点を伸ばすことができるでしょう。

ちなみに、「まるパスに載っているが過去問集に問題として記載されていない分野」もあると思いますが、そこは学習しなくて良いです。

なぜなら、あくまで公務員試験は過去問からの類似問題の出題がメインだからです。


上記でおススメした過去問集は3冊とも問題の選定も素晴らしく、本当にそのまま出ますので、過去問の知識を優先して吸収していきましょう。

スー過去以外のライトな過去問集を使う場合も、不安に思う必要はありません。
その過去問集を正文化できっちり仕上げれば、合格点は確実に取れるものを推奨していますから。

くどいようですが、「何周も過去問集を回す」ことが一番大事ですので、徹底してくださいね。

まとめ

  • 志望度の高い受験先別の過去問集をメインに、「まるパス」は補助として使い、効率的に攻略しよう!

  • 学系科目は「正文化」と抜群に相性が良いので積極的に使っていこう!

  • 多少手を抜いていいので、3科目ともできるだけ捨てないようにしよう!


学系科目は後回しにされがちな、いわゆるサブ科目です。

コムオ
ただ、正文化との相性も良く、内容としても難解な部分は全くありませんので、勉強すれば確実に得点を稼げる科目ですので、捨てるのは非常にもったいないですよ。



この3科目は効率的に最小限の時間で勉強し、民法やミクロ・マクロといった科目に時間を割けるようにしましょう。


最後に、国家一般を受ける方向けに少しだけお話しします。

国家一般における学系の結論

この記事でも少し触れましたが、「頻出箇所だけを勉強して、選択できそうなら選択する」くらいの気持ちでいきましょう。


国家一般の学系は難しいからといって、必要以上に時間を割く方がいます。
ただ、結局難しい年はいくら勉強しても難しいです。



なので、国家一般では法律系や経済学を主にとるつもりで、学系はあくまでサブ科目という位置づけでいきましょう。

学系科目は「広く浅く」が鉄板ですので。



今回も出来る限り受験先別に、おススメの参考書や勉強法を紹介しました。この記事が学系科目の勉強法や参考書選びで悩む皆様のお役に立てたら幸いです。

この記事を読んでわからなかったこと、その他公務員試験に関して、公務員の仕事に関して、なんでも気軽に聞いてくださいね。