京都府庁の公務員試験

公務員ラボへようこそ。


 

受験生A
京都府庁に合格するための効率的な勉強法を知りたいです!
受験生B
京都府庁の難易度や倍率、ボーダーはどれくらいなんだろう。
受験生C
筆記が苦手で、京都府庁の試験に間に合う気がしない・・・


コムオ
こういった皆様のお悩みに、現役公務員のコムオがお答えします。

この記事では、LECの模試(教養)で全国2位をとり、県庁・特別区・国家一般に上位5%以内で合格した私が、あなたが京都府庁に合格するために必要な知識を「全て」解説します。



確実にあなたの合格の助けになると思うので、是非最後までご覧下さい。

京都府庁採用試験の特徴【ボーダー・倍率・難易度・学歴】

グラフと統計

 

京都府庁行政職の採用試験は3種類の試験があります。

  • 行政ⅠA(スタンダードな試験)
  • 行政ⅡB(教養・専門試験なし。代わりにSPIを実施)
  • 行政Ⅱ(27歳~35歳対象。試験内容はⅡBとほぼ同じ)



各試験の具体的な内容は以下の通りです。

・行政ⅠA

  • 1次試験:教養試験・専門試験・適性検査・論文試験・グループ面接
  • 2次試験:個別面接・グループワーク

 

行政ⅠB、行政Ⅱ

  • 1次試験:SPI・自己アピール試験・論文試験・適性検査
  • 2次試験:個別面接・グループワーク

では、それぞれの採用試験のボーダーや倍率、難易度を知っておきましょう。

受験先の特徴を知っておくのは大事ですからね。

 

京都府庁の倍率:行政ⅠAは低く、行政ⅠBや行政Ⅱは高い

  • 行政ⅠA
受験者数 一次合格者数 2次受験者数 最終合格者数 倍率
336 196 189 97 3.5


  • 行政ⅠA(10月実施)
受験者数 一次合格者数 2次受験者数 最終合格者数 倍率
21 19 9 5 4.2


  • 行政ⅠB
受験者数 一次合格者数 2次受験者数 最終合格者数 倍率
77 15 14 5 15.4

 

  • 行政Ⅱ
受験者数 一次合格者数 2次受験者数 最終合格者数 倍率
95 15 14 3 31.7

 

スタンダードな試験である行政ⅠAは、他の都道府県庁と比べて、倍率は低めと言えるでしょう。

1次試験・2次試験ともに2倍以下です。

ただ、行政ⅠBや行政Ⅱの倍率はかなり高くなっています。

SPIで受けられる試験は敷居が低いので、基本的に倍率が高くなります。

 

京都府庁の筆記試験のボーダーは〇割!

京都府庁では正式なボーダーは公表されていません。

そもそも問題が持ち帰れないので、自己採点もできないんですよね。


基本的に、地方上級試験のボーダーは5.5割~6割になっています。

そこで、京都府庁の倍率や受験生の話から判断すると、京都府庁行政ⅠAのボーダーは5.5割前後だと言えます。


年によってはこの範囲で変動はしますが、ボーダーが5割より低くなったり、6割より高くなることは基本的にないでしょう。

なので、筆記に確実に合格できる6割以上を目指しましょう。



次に、SPI試験が実施される行政IBと行政Ⅱの筆記試験のボーダーは、6割5分程度と言えます。

以下の記事で解説してるように、公務員試験のSPIのボーダーは6割~6割5分なので、高めの倍率から考えても6割5分くらいになるでしょう。

 

京都府庁の難易度は?

京都府庁行政ⅠAの難易度は、普通程度です。

まず、筆記試験の倍率はそれほど高くありませんし、面接試験に関しては筆記よりは高倍率ですが、それでも2倍以下です。


 ただ、倍率は低いですが、京大や神戸大学、関関同立といった優秀な受験生が受験することを加味し、難易度は普通程度としました。

ちなみに、行政ⅠBや行政Ⅱの難易度は倍率をみれば明らかですが、かなり難しくなっています。

 

京都府庁入庁者の学歴

京都府庁入庁者には、どれくらいの大学を出ているのでしょうか。

京都府庁では、以下の学歴の方が多いようです。

  • 神戸大学
  • 京都府立大学
  • 関関同立
  • 産近甲龍



また、偏差値で言うと産近甲龍よりも下がる大学や、京都大学の卒業生も多少いるということなので、幅広く採用しており、学歴は重視してないようです。


京都府庁合格に必要な勉強時間は?

合格に必要な勉強時間は、1300時間前後が目安です。

基本的に公務員試験の勉強時間は1000時間~とされています。

京都府庁の行政ⅠAでは教養・専門・論文と3つの勉強をしなければいけないので、これくらいの勉強時間が必要にはなってきます。

ちなみに行政ⅠBや行政Ⅱに関しては、教養・専門の勉強をしなくても良いので、勉強時間自体は半分の600~700時間程度でOKです

コムオ
勉強時間は少なく済んでも、合格はかなり難しくなりますけどね。

京都府庁行政ⅠAの出題科目【教養・専門試験】

チェックリスト

基本的に地方上級は全国型・関東型・中部北陸型の3つに分かれていますが、京都府庁の試験は以下の通りです。

  • 教養試験は独自型
  • 専門試験は全国型


「独自型ってなに?」と思われる方もいるかもしれませんので、ここで出題科目を載せておきますね。

教養試験の出題科目

京都府庁の教養試験は独自型で、全問必須回答になっています。

科目 出題数 重要度 難易度 内訳
文章理解 やや易 現代文:3
英語:6
数的処理 16 普通 数的:5
判断:10
資料:1
社会科学 15 普通 政治・法律:3
経済:4
社会:6
人権:2
合計 40問必須回答 普通

 

専門試験の出題科目

専門試験は以下の3つの試験区分から選択する形になります。

いずれも40問の必須回答です。

  • 総合政策区分
科目 出題数 重要度 難易度
憲法 やや易
民法 やや難
行政法 普通
経済学 11 やや難
財政学 やや難
政治学 普通
行政学 やや易
国際関係
社会政策
刑法 やや易
労働法
合計 40問を必須回答 普通

 

  • 法律区分
科目 出題数 重要度 難易度
憲法 やや易
民法 12 やや難
行政法 12 普通
経済学 やや難
刑法 やや易
労働法
合計 40問を必須回答 やや易

 

  • 経済区分
科目 出題数 重要度 難易度
憲法・民法 やや易
経済原論 18 やや難
経済政策 やや難
経済事情 やや難
経済史 普通
財政学 やや難
統計学 普通
合計 40問を必須回答 普通

 

京都府庁の筆記・面接の配点【リセット方式】

京都府庁は「筆記試験の結果を2次試験で考慮しない」リセット方式を採用しています。

択一試験の結果はボーダーギリギリでも、9割とっていても2次試験では横並びになるわけです。

ちなみに、論文試験は2次で評価されます。



なので、最終合格の順位は面接と論文だけで決まるということですね。

ただ、「リセット方式だから筆記の勉強は最低限でいいや」と考える人はいませんよね?

 筆記の倍率に油断せずに、しっかり筆記試験対策を行っておく必要がありますよ。

 

京都府庁採用試験の配点

続いて、受験先の配点も非常に重要なので、配点を把握してメリハリをつけて対策をするようにしましょうね。

まず、京都府庁行政ⅠAの配点は以下の通りです。

  • 教養試験:75点
  • 専門試験:150点
  • 集団面接:125点

  • 論文試験:100点
  • グループワーク:100点
  • 面接試験:400点


実際はリセット方式なので教養と専門の得点はリセットされ、2次試験では個別面接・グループワーク・論文のみで最終合格者を決定します。

 論文試験は1次試験で実施されますが、採点されるのは2次試験の時になります。


次に、行政ⅠA・行政Ⅱの配点です。

  • SPI:100点
  • 自己アピール試験:125点
  • 個別面接:125点

  • 論文試験:100点
  • グループワーク:100点
  • 面接試験:400点


こちらもリセット方式なので、2次面接・グループワーク・論文試験の3つで最終合格者が決定します。

京都府庁の教養・専門試験対策【行政ⅠA】

京都府庁の公務員試験

それでは、京都府庁の筆記試験対策に移ります。

教養・専門それぞれについて紹介してきますね。

京都府庁の教養試験対策

京都府庁は、独自型の試験になります。

そこで重要になるのは、京都府庁の試験に特化した勉強を行うことです。

 

「京都府庁に特化した勉強」をする重要性

多くの受験生は、京都府庁の対策に特化した勉強はしていません。

「公務員試験対策」という漠然としたくくりでしか勉強していないのです。

なので、志望度が高い試験に関しては、その受験先の特徴を把握し、それに応じた効率的な対策を行うことで確実に差をつけられます。


私が県庁などに上位合格できた要因として「受験先特化の勉強法を考え、実践できたこと」はとても大きかったと思っています。


私自身はこの「受験席特化の勉強法」を考えるのに長い時間を費やしましたが、あなたはそこに時間をかける必要はありませんよ。

まず、京都府庁の教養試験の特徴は以下の通りです。

  • 人文科学・自然科学は出題されない
  • 資料解釈・人権の出題は少ない
  • 科目が少ないので、その他は全て重要
  • 特に判断推理・社会は重点的に対策すべき

 

以上の「京都府庁の教養試験の特徴」を踏まえたうえで、以下の記事を読んでください。


独特な試験の特徴を踏まえたうえで、上記ページで紹介している効率的な勉強法を実践するのが、京都府庁合格への近道です。


これは専門試験でも同じですよ。

 

京都府庁の専門試験対策

専門試験も、意識すべき点は教養と同じです。

ですが、配点は教養試験の2倍ということで、より重点的に対策を行う必要があります。

3つの区分から1つを選ぶ形になっていますが、教養と同じように、しっかりと京都府庁の試験に特化した対策をするようにしてくださいね。

ちなみに、それぞれの区分の特徴は以下の通りです。

総合政策区分

  • 他の区分と比べて、出題科目数が多い
  • 出題数が多い科目は経済学くらい
  • とにかく「広く浅く」対策を行う必要がある

 

法律区分

  • メジャーな科目が多い
  • 民法・行政法だけで出題数の6割を占めている
  • 民法・行政法・憲法・経済学の4科目だけでも合格は十分可能

 

経済区分

  • 経済原論だけで半分近くを占めている
  • 意外と出題科目が多く、勉強はしにくい
  • 統計学など、マイナー科目がいくつかある
  • 経済学が得意な人以外は選択しない方が良い

 

以上の特徴を理解したうえで、以下の記事で効率的に勉強しましょう。


基本的には、自分の得意分野によって区分を選ぶことになります。

迷っている方は、勉強すべき科目が少なく、他の試験との併用が可能な科目が多い「法律区分」がおすすめです。

 

京都府庁のSPI対策【行政ⅠB・行政Ⅱ】

公務員試験のSPI参考書

京都府庁の【行政ⅠB・行政Ⅱ】では、教養・専門試験の代わりにSPIが実施されます。

以下の記事でも解説している通り、SPIは勉強時間が非常に少なく済みます。


京都府庁の行政ⅠB・行政Ⅱはかなり高倍率なので、6.5割は欲しいところですね。

私は市役所や民間企業をSPIで受けてきましたが、SPIの勉強法というのは特にありません。

大事なのは参考書選びです。

参考書さえ優れたものを選んでしまえば、あとはその参考書を反復するだけで7割以上は簡単に取れるようになります。


やはりおすすめは「これが本当のSPI3だ!」ですね。

解説の質も高く、問題の選定も素晴らしいので、圧倒的におすすめです。

 

最近はSPIだけで受けられる自治体も増えており、独自日程のところも多いので、受験先の幅も広がるかもしれませんよ。

京都府庁の論文試験対策

論文の原稿用紙

京都府庁では、論文試験が実施されます。

配点は100点と決して高くはありませんが、しっかり勉強しておかなければ差がつく点数です。

京都府庁の論文試験の過去問

京都府では、京都のブランド力を活かした広域的な地域づくりの取組として、「もうひとつの京都」事業を推進している。(資料1参照)
 その中でも「海の京都」事業は、平成25年度に策定した「海の京都構想」から始まり、平成26年度にはこの地域が観光圏整備法に基づくブランド観光圏として認定を受け、また、京都縦貫自動車道が全線開通した平成27年度をターゲットイヤーと位置付け、これまでのまちづくりの取組を全国に発信するため「海の京都博」を開催した。(資料2参照)
 さらに、こうした取組の成果を踏まえ、観光による地方創生の実現を図るため、観光地域づくりの舵取り役として「海の京都DMO(一般社団法人 京都府北部地域連携都市圏振興社)」を平成28年6月に設立し、各種データの整備やブランディング、地域の稼ぐ力を引き出す仕組みづくりなどに取り組んでいるところである。

問1 表1に示した「海の京都」地域における観光入込客数、観光消費額及び宿泊客数の推移を参考にしながら、この地域の観光振興における課題及びこの地域により多くの観光客に訪れてもらうためにどのような取組が必要かについて、あなたが考えることを400字以内で記述しなさい。

問2 表2に示した「もうひとつの京都」各地域の観光入込客数、観光消費額及び宿泊客数の推移を参考にしながら、「海の京都」地域と府内の他の地域が連携し、それぞれの地域が持続的に発展していくことができる取組を一つ提案し、その実現に当たっての課題及び解決策について、600字以内で記述しなさい。
 なお、記述に当たっては、社会基盤や拠点施設の整備、プロモーションなど、さまざまな観点から行うこと。

                         (H30)


長々と書かれていますが、こちらの過去問はメインテーマが「観光」ということで、頻出テーマになりますね。


テーマの予想も可能な範囲だったでしょう。


コムオ
資料を読み取ったり、取り組みをあげながらといった部分が少しだけ特徴的ではありますが、テーマ自体は王道ですね。


これを踏まえ、京都府庁の論文試験対策に移っていきます。

京都府庁の論文試験の勉強法

平成30年度の京都府庁では、「王道の頻出テーマ」が出題されていることがわかりましたね。

まずは以下の勉強法を参考に論文対策をし、「王道テーマが出たら確実に平均点以上がとれる状態」にしておきましょう。

そして、これはテクニック的なものになりますが、「減点を減らし、更に高得点を狙う」ために以下の内容を詰めておきましょう。

最後に、「予想外のテーマが出題されたときの対策」として、以下の記事を書きました。

でも、過去に頻出テーマでない問題の出題はあるので、上記の方法は十分活きると思います。

なにより忘れてはいけないのは、「頻出でないテーマが出た時の平均点は当然下がる」ことです。


そういった年は、そこそこの答案が書ければ十分上位に食い込めますよ。

ここまでの方法を全て実践すれば、正直怖いものはありません。

コムオ
頻出テーマが出た場合はもちろん、不意をつくテーマが出題されても大丈夫ですからね。


京都府庁の論文試験を受けるにあたって必読の計画とは?

京都府庁を受験する場合は「明日の京都」を読んでおきましょう。


これが京都府では最もメインとなる計画なので、超重要です。

ただ、「明日の京都」はそこそこ分量があります。

「どこを重点的に読んだら良いかわからない」という方も多いでしょう。


そんな方は、10~20の頻出テーマに関して、それぞれ最低1つは「論文で書けること」を準備しておきましょう。
論文で書けることとは、であれば「ためのの取り組みや方針」です。



「長期計画や総合計画に目を通しておくように」とはよく言いますが、正直目を通すだけでは論文でも面接でもとっさに使うことは絶対にできません。


 目を通し、「論文に使えそうな部分は暗記する」ステップを経なければ、意味はありません。



頻出テーマだけで良いので、何かしらが行っている取り組みや方針を「暗記」しておくようにしてください。
頻出テーマの選び方に関しては、参考に記載されているものでOKです。



受験先の知識をアピールすることは、論文の加点要素として非常に大きいですからね。

特に「明日の京都」の重点目標には部署ごとに重要な取り組みが書かれており、ここで得た知識をアピールできれば加点間違いなしです。


論文だけでなく面接にも役立つ知識が学べるので、おすすめですよ。

おまけ:京都府庁の試験を受けるときの服装は?

悩む公務員女性

最後に、京都府庁を受験する際の服装についてです。

  • 筆記試験の服装→私服
  • 面接・グループワークの服装→スーツ


これでOKです。

筆記試験では基本的にスーツを着る必要はありません。

理由は以下の記事で詳しく解説しています。



京都府庁は受験人数も多いので、筆記試験でいちいち把握なんてできないですしね。


ただ、試験種によっては面接でも「服装は自由。リラックスできる服装で」という指定がある場合があります。

仮に指定があった場合は、もちろんその通りにしましょう。

 

京都府庁の筆記試験・論文対策まとめ

  • 京都府庁の難易度・ボーダー・倍率は高くはない!

  • 京都府庁の合格に必要な勉強時間は1300時間前後!

  • 教養試験・専門試験対策はどちらも京都府庁の「独自型の試験」に特化した勉強を心がけよう!

  • 論文試験対策は、「明日の京都」を読んだうえで、更に予想外のテーマが出題されたときの対策も学んでおこう!

 

京都府庁の倍率・難易度は高くありません。

なので、この記事でも書いた通り「京都府庁の試験に特化した対策」を意識できれば合格は決して難しくありません。

ボーダーは高くないですし、教養・専門試験ともに独自型で、「京都府庁にターゲットを絞って勉強した人が得点しやすい試験方式」ですからね。

県庁や特別区、国家一般に上位5%以内で合格した私が実践した方法なので、間違いない勉強法だと思いますよ。

自分で言うのもなんですけどね。それだけ皆さんに実践していただきたいんです。

 

あなたもこの記事を読み、「京都府庁の試験に特化した対策」を心がけて、合格までの最短距離を行ってください!


この記事が、京都府庁の筆記試験・論文対策で悩む皆様のお役に立てれば幸いです。

この記事を読んでわからなかったこと、その他公務員試験に関して、公務員の仕事に関して、なんでも気軽に聞いてくださいね。