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公務員ラボへようこそ。

受験生A
おススメの参考書と頻出分野を知りたいです!
受験生B
人文科学をすべて勉強する時間がないけど、捨てて他の受験生と差をつけられるのも怖いです。
受験生C
時間をかけて勉強しているのに、時間がたつと忘れてしまい、得点が伸びません・・・
コムオ
こういった皆様のお悩みに、現役公務員のコムオがお答えします。


3つのうち1科目は思い切って捨てよう



ペットボトルをごみ箱に捨てている
この項目で言いたいのは「人文科学が得意な人を除いて、1科目は捨てよう」ということです。

「捨てる科目は決まっている」、「人文科学には自信がある」という方は、目次から次の項目へ飛んでくださいね。


公務員試験において、「捨て科目」というのは非常に重要です。捨て科目は序盤に決めることが多いので、間違えてしまうと後戻りできないからです。

ちなみに、総合的な捨て科目の選び方や捨てていい科目数に関しては、以下の記事で解説していますので、ぜひ参考にしてください。



まず、人文科学はコストパフォーマンスが悪い科目です。

厄介なのは内容は難しくないのに、範囲が広いことです。



勉強を始めて間もないころは、「勉強した範囲だけ見れば模試で得点できたし、意外といけるんじゃないか」と思ってしまいます。


しかし、過去問集を一周するころにはその分野は忘れていますよね。
当然です。これ自体は悪いことではありません。


問題集を何周も何周もする中で覚えていくのが暗記科目ですから。

コムオ
しかし、1周だけでも膨大な時間がかかってしまうのがこの科目なんです。



ある程度得点できるようになっても、試験までは定期的に周回して記憶を維持しなければなりません。
人文科学は、この記憶の維持が大変な科目なんです。



それなのに、地方上級を除いて、人文科学の出題数は合計で約4問です。約1問ずつしか出ないということですね。

ということで、地方上級の志望度が高くない方は、1科目、もしくは人文科学が苦手なら2科目捨ててもOKです。


ちなみに地方上級(特別区や都庁を除く)では各2~3問出ます。多いですね。
ただ、地方上級の中でも、どの自治体を受けるのかによって変わってくるんです。


人文科学が重要とされている地方上級も、関東型であれば、50問中40問の選択なので、選択しなければ良いだけですよね。

なので、1~2科目は捨てましょう。



それに対して、地方上級の全国型と中部・北陸型は必須回答ですので、志望度が高い方は余裕があれば3科目とも勉強しましょう。

とはいえメイン科目と比べると重要度は低いので、時間がなければ1科目まで捨ててもいいです。


捨てる科目の数はなんとなく決まったでしょうか?


そこで、私の失敗から、捨てる判断は早めにしましょう。
最初に捨てる科目を決め、その科目には最初から最後までノータッチでいくことをおススメします。

私は、「世界史は軽く勉強してみて、得点できなそうだったら捨てよう」と思っていました。もちろん勉強した直後なら、その範囲の点数は簡単にとれるんです。

しかし、記憶の維持に膨大な時間がかかってしまうことに気づいていませんでした。


人文科学の難しい点は内容ではなく分量にあります。

コムオ
結局、私は世界史の問題集を2周ほどしましたが、人文科学はサブ科目であるにもかかわらず、3科目ともやると膨大な時間がかかってしまうと判断し、世界史を捨てました。




これ自体は正しい判断だったと思っていますが、元々捨てていれば時間を無駄にせずに済みました。

ということで、捨てる判断は早めにしてくださいね。



人文科学の捨てる科目を選ぶ基準




人文科学は殆どの方にとって、最低でも1科目は捨てたほうが良いということをご理解いただけたでしょうか。

次に、「どれを捨てればよいかわからない」という方向けに、捨てる科目を選ぶ基準を3つ紹介していきます。

①出題数

日本史
世界史
地理


出題数に関してはこの3科目でそれほど大きな差はありませんが、やはり少しでも出題数が多い科目を勉強したいですよね。

  • 日本史・世界史

各試験で1~3問出題されます。

  • 地理

日本史・世界史より1問少ないor同じ出題数です。



②他科目との関連度

日本史
世界史
地理


直接得点に結びつく実感はあまりないと思いますが、やはり他の科目とのシナジーが期待できる科目のほうが優先度は高いです。

  • 日本史

社会科学などと多少範囲がかぶっていますので、関連度は悪くないです。

  • 世界史

社会科学や専門科目の国際関係などと範囲がかぶっているので、かなり他の科目の勉強にも役立つと思いますよ。

  • 地理

地学などとちょっと関連してはいますが、まああまり意味はないと思ってください。



③コストパフォーマンス(得点の取りやすさ)

    日本史
    世界史
    地理

    これはわかりやすい指標ですよね。ようするに、勉強時間に対する成果の出やすさです。

    • 日本史

    単純に覚える分量がかなり多いので、コストパフォーマンスはあまり良くありません。勉強するとしても、後述する頻出範囲のみを勉強しましょう。

    • 世界史

    日本史と同じくらいの分量と言われることもありますが、日本史よりも更に成果が出にくい科目だと思います。

    例えば「アジアで~が起きているときに、ヨーロッパでは~が起きている」といったように、別の場所での出来事であっても、時系列で結び付けなければ解けない問題など、ハイレベルな問題がよく出題されるためです。

    • 地理

    満点をとるのは難しいですが、メインの頻出分野を抑えてしまえば合格点は簡単に取れます。公務員試験は6割で合格できる試験なので、これで十分だと思います。


    ここからは個人的な意見ですので参考程度ですが、以上を踏まえて捨て科目にした方がいいのは・・・

    コムオ
    個人的には世界史ですね。
    もう1科目捨てるなら地理です



    理由としては、まず日本史と世界史どちらもやるのは大変なので、どちらかは捨ててほしいんです。

    そうなると、他科目との関連度は高くとも、成果が出にくいというのが致命的なことから、世界史は捨てるべきかと思います。



    ちなみにもう1科目捨てる人は、日本史まで捨ててしまうと、出題数の関係上すこし捨て科目が多くなってしまうので、地理を捨てることをおススメしました。


    まあ、こればっかりは本当に個人的な意見です。得意不得意にもよるので難しいところなので、この記事を参考にそれぞれ判断していただくのが一番かなと思います。



    最後に判断材料として、それぞれの科目の特徴をまとめておきます。

    • 他科目との関連度も勉強時間もそこそこの日本史

    • 勉強に時間がかかるが、他の科目との関連度が高い世界史

    • 出題数も少なく、他科目との関連も薄いが、勉強時間が最も少なく済む地理

      以上の基準を参考にしつつ、自分が高校生の頃に選択していたかどうかも重要な基準ですので、そういったことも考えながら選ぶといいと思います。

       



      人文科学のおススメ参考書と勉強法(日本史・世界史・地理)



      図書館の通路


      人文科学のおススメ過去問集は、3科目共通で「過去問ダイレクトナビ」が圧倒的におすすめです。

      そして勉強法も共通で「正文化」でOKです。


      この「過去問ダイレクトナビ」と「正文化」という勉強法については、こちらの記事で詳しく解説しているので是非ご覧ください。




      非常に効率の良い勉強法なので、人文科学に関しては得意な人も苦手な人も「正文化」で何周も回しているだけで得点は伸びます。


      ただ、日本史・世界史に関しては縦のつながり・横のつながりを意識して覚えると更に効率が上がります。

      縦のつながり・横のつながりとは?
      縦のつながり
      中国史を学ぶ場合、隋や唐といったそれぞれの時代ごとに暗記事項を個別に覚えるのではなく、「均田制は北魏の時代にはじまり、隋に引き継がれ、唐で整備された」といった形で時代を横断して結び付けることです。

      横のつながり
      例えば、1939年にドイツ軍がポーランドに侵攻しました。時を同じくして、フランスとイギリスがドイツへの宣戦布告を行いました。
      これは第二次世界大戦のきっかけになった出来事ですね。
      これが横のつながりで、特に世界史では、同じ時に別の場所で起きていることも意識して勉強しなければ解けない問題が出ます。


      こういった縦・横のつながりは、過去問集をやるだけでは中々身に付きません。

      そこで、「ダイレクトナビ」をメインにしつつ、補助の参考書として「公務員試験人文科学ザ・ベスト+」という参考書を活用すると、更に学習が効率的になります。


      「ザ・ベスト+」は非常に完成度の高い参考書です。

      使い方としては、過去問集をメインにしつつ、いくつかの出来事をつながりで覚えたいときや、関連事項を一緒に覚えてしまうときに参照する形で良いでしょう。



      社会科学の勉強法を解説した以下の記事では、「補助の参考書はなしで大丈夫」と言いましたが、日本史や世界史に関しては、つながりで覚えるのに役立つので、基本的にはあった方がいいと思います。



      ちなみに、つながりで覚えるのが苦手という方は、過去問集を正文化で学習するだけでも結構ですよ。
      合格点は十分とれるので。



      次に、地理に関して簡単に解説します。

      つながりで覚えるところは少ないので「ザ・ベスト+」は不要です。
      ただ、資源の産出量・作物の輸出入量などの各国のランキングを覚えるときなどに「一般知識出るとこチェック 地理」という参考書がとっても役立ちます。

      コムオ
      語呂で覚えるのを売りにしている参考書なので、語呂合わせが嫌いな方は正文化のなかで真っ当に覚えていくのもアリかと思いますが、そうでなければぜひ使ってほしい参考書です。



      非常に薄く、解説が豊富というタイプの本ではありませんが、この参考書は暗記をかなり助けてくれると思いますよ。



      【重要】人文科学の頻出分野はここ!



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      改めて言いますが、人文科学は、出題数のわりに勉強量が多く、コストパフォーマンスの悪い科目です。


      そのため「1科目は捨てよう」というお話をしましたが、勉強するのが2科目になったとしても、勉強量はまだまだ多いと感じます。

      そんな人文科学なので、手を抜きましょう。

      もっと重要な科目があるのに、頻出でない分野までやる必要はないのです。公務員試験は8割や9割とる必要なんてないのですから。


      つまり、「科目単位で捨てるだけでなく、分野単位でも頻出でない分野は捨てるべき」ということです。


      これから各科目の頻出分野を解説しますので、その分野のみを学習していきましょう。




      日本史の頻出分野と対策




      日本史に関しては非常にシンプルでわかりやすいです。

      基本的には室町時代~第二次世界大戦までの勉強で十分です。


      上記の範囲以外ももちろん多少は出題されます。
      ですが、そこで点を取りに行く必要はありません。


      日本史に関しては室町~第二次世界大戦が出たらとれるようにしておいて、あとは他の科目を安定させましょう。



      世界史の頻出分野と対策




      世界史の頻出分野は試験種にもよるところはあり、頻出分野を絞るのは難しいところではあります。

      私が過去問や本番、模試などで頻出とされていたテーマを研究した結果としては、以下の通りになります。

      • ルネサンスと宗教改革
      • 市民革命と産業革命
      • 第一次世界大戦前後
      • 第二次世界大戦前後
      • (余裕があれば)中国史


      これで十分です。
      (これ以外にご自身が受けられる試験種で頻出のところがあればそこを加えて勉強してください。)

      コムオ
      「これだけじゃ少ないのでは・・・」と思いましたか?
      世界史は全範囲を勉強すると膨大な時間がかかりますし、それでも満点をとるのは難しい科目なんです。なので、この分野以外は思い切って捨ててしまうのが効率的かと思います。

       



      地理の頻出分野と対策




      地理は頻出の分野に絞れば他の2科目よりも更に勉強時間が少なく済みます。

      頻出分野は以下の通りです。

      • 地形
      • 気候
      • 土壌
      • 各国の資源の産出量・作物の輸出入量のランキング


      これだけです。


      正文化で学習する中で覚えにくいと思ったところは、関連項目とともに「出るとこチェック」に頼って語呂で覚えてしまいましょう。
      (特に最後のランキングなどは、単純に覚えていくのはかなりしんどいです。)



      まとめ



      • 人文科学は、得意な人以外は1科目は捨てよう。

      • 捨てる科目を選ぶ際は当記事の基準と、自分が高校生の頃に選んでいたかどうかを参考に決めよう。

      • 捨てる科目を選んだら、あとは頻出分野に絞って「正文化」を使って勉強しよう。

      • 過去問集は3科目とも「ダイレクトナビ」を使い、補助の参考書は日本史・世界史は「ザ・ベスト+」地理は「出るとこチェック」を使おう



      人文科学は非常に分量が多く、効率的に勉強しないと他の科目を勉強する時間が減ってしまい、他科目含む全体の点数が伸び悩んでしまうこともあり得る厄介な科目です。

      コムオ
      私も人文科学の勉強では失敗してしまい、当時は中々の時間を浪費してしまいました。

      何度も失敗し、たどり着いた「最も効率の良い勉強法」をこの記事では皆さんにお伝えしたつもりです。


      人文科学はこの記事で紹介する勉強法・参考書を使い、必要最低限の勉強で済ませ、最短最速で合格点を目指しましょう!


      この記事を読んでわからなかったこと、その他公務員試験に関して、公務員の仕事に関して、なんでも気軽に聞いてくださいね。