公務員試験の国際関係は捨てるべき?【参考書や勉強方法を上位合格者が解説】

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受験生A
国家一般や地方上級を受けるので、国際関係の勉強方法を教えてください!
受験生B
国際関係は難易度が高いから捨てるべきって聞くけど、どうなんだろう。
受験生C
試験までに時間がないから、国際関係を短時間で攻略したい・・・


コムオ
こういった皆様のお悩みに、元公務員の現役予備校講師のコムオがお答えします。

国際関係は、以下の試験で出題されます。


出題される試験は多くないので、どちらかというとマイナー科目に分類されます。

そんな国際関係、捨てる受験生も少なくありませんね。

ここでは、特別区・国家一般に上位合格した私が、国際関係について「全て」をあなたに教えます。

絶対に無駄な時間にはしないので、是非最後までお付き合いくださいね。

公務員試験の国際関係の内容・特徴

多くの地図

国際関係は名前の通り、国と国の関係を学ぶ学問です。

世界史でも国際関係と似た内容を学習しますが、その部分をより深堀するイメージですね。

具体的な出題内容としては、以下のような分野があります。

  • 近現代の世界史
  • 国際経済
  • 国際政治
  • 国際機構


その他の出題もありますが、上記がメインの出題分野になります。

では、国際関係の特徴に入っていきます。

国際関係は多くの科目と関連している(メリット)

国際関係は、その科目の特性上、多くの科目と関連性があります。

具体的には、以下の科目ですね。

  • 世界史
  • 時事
  • 社会科学


なので、国際関係を勉強するメリットとしては、他科目と知識をリンクさせることで、全体の得点の底上げが期待できることが挙げられます。

 

科目としての難易度は高い(デメリット)

それに対して、国際関係のデメリットとしては、難易度の高さが挙げられます。

特に国家一般職の国際関係は例年難易度が高めになっています。

なので、勉強時間はある程度かけなければ得点できないことは覚悟しておいた方が良いでしょう。

この記事では、できる限り短時間で国際関係を安定して得点する方法も解説しますよ。

国際関係は捨てるべき?

結論を言うと、世界史が得意かどうかで決めましょう。

世界史が得意な方は国際関係も得意と言う場合が多いですからね。

 世界史だけでなく、社会科学の国際政治・国際経済分野も関連してくるので、これらが得意な方は勉強しても良いと思います。


ただ、それらが得意な人以外にはやはりおすすめはできません。

地方上級でも簡単とは言えず、国家一般職ではかなり難易度が高い科目ですからね。

コムオ
逆に得意な方は「簡単に得点源にできた」という声もあったので、あなたの得意科目と相談して決めましょう。

 

 

ここで捨てることにした方は、この先は見なくて結構なので、地方上級や国家一般職を受ける方は以下の記事を読んでみてください。

国際関係のおすすめ参考書・勉強方法

国際関係

では、ここからは国際関係の参考書・勉強方法を解説していきます。

範囲も広く、難しい科目なので、とにかく効率重視で行きましょう!

国際関係の勉強方法→正文化がベスト!

国際関係は暗記量も多い科目なので、やはり正文化で攻略するのが良いでしょう。

色々試しましたが、これが最もコストパフォーマンスが良く、安定して得点できるようになります。

これで結果が出ないという人は、問題集の周回数が足りていないという方がほとんどです。

結局、同じ問題集を何周もしないと、他の勉強方法でも結果を出すのは難しいですからね。

 

あとは、関連している科目をしっかりやりこむのも大事です。


以上の科目の関連分野をもう一度学習し、知識をリンクしておきましょう。

それでは、ここからは正文化に使うおすすめの問題集を紹介していきます。

国際関係は、導入用の参考書などはいらないので、いきなり過去問集から入ってしまいましょう。

おすすめ参考書【国家一般職向け】

国家一般職を受験するのであれば、やはり「スーパー過去問ゼミ 国際関係」が鉄板です。

国家一般では難易度の高い問題も出るので、スー過去までやっておかないと厳しいですからね。

 

地雷問題は捨てて4点を目指そう

ただ、それでも絶対に解けない地雷問題が出題されることもあります。

そういった問題は捨てて臨みましょう。

なので、目標点数は5問中4点が妥当ですね。

 

ちなみに、スー過去の「難易度3の問題」は解かなくて結構です。

難易度3の問題は、学習しても同じような問題が出題されることは少ないので、あまり意味がないですからね。

 

おすすめ参考書【地方上級・市役所向け】

地方上級・市役所では、国家一般ほど難易度の高い問題は出題されません。

なので、スー過去までやる必要はないでしょう。

おすすめは、以下の2つの参考書です。

  • ①「だからカコモンで克服!国際関係」
  • ②「出るとこ過去問 国際関係 セレクト70」


どちらもスー過去よりは問題数も少なく、より頻出かつ基礎レベルの問題を厳選した問題集です。

②よりは①のほうが問題数は多くなっています。

なので、時間がある方は①で、時間がない方は②で攻略するのが良いでしょう。

個人的には、解説の丁寧さや問題の選定の質で、①の方がおすすめです。

国際関係の勉強方法まとめ

  • 国際関係は多くの範囲が被るメリットがあるが、難易度が高いのがデメリット

  • 世界史が得意でなければ捨ててしまってもOK!

  • 受験先ごとに参考書を選び、正文化で最短攻略を目指そう!

 

国際関係は、「とりあえず捨てる」と言う人が多い印象ですね。

結果的に捨てるのは問題ないのですが、その場合はしっかりと情報を集めて、自分に必要かどうかを判断してから捨てるべきだと思います。

 もちろん、時間をかけずに捨てる判断をするのも大事なんですが、そういった判断をしっかりしている人が、結果的に合格していることが多いです。


この記事に辿り着いた方は、そういった判断をしようとされているわけですから、これからの頑張りしだいでどうにでもなるはずです。

少し話がそれましたが、国際関係は難しい科目です。

ただ、世界史などが得意な方にとっては割と得点のしやすい科目だと思うので、ぜひこの記事の勉強方法を実践してみてくださいね!

自分で言うのもなんですが、実績は誰よりもある私が実践した方法なので間違いないと思いますよ!(笑)

 

この記事が、国際関係の参考書や勉強方法で悩む皆様のお役に立てれば幸いです。

この記事を読んでわからなかったこと、その他公務員試験に関して、公務員の仕事に関して、なんでも気軽に聞いてくださいね。

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